第1回カピバラまつり開催!!
6月26日(日)
現在、ときわ動物園では7月3日まで、カピバラ写真展「湿原・大河・牧場 そして街中!?南米カピバラの日常」が開催されております。
ええっ、サルだけのイメージが強いときわ動物園ですが、その他の動物もちゃんといるのです。
それも全国的にもかなり上位の施設を持っており、そこに通うようになったカピバラ写真家のカピゴン松島氏を前園長が見つけ、3年越しで今回の写真展が開催されます。
その写真展の目玉として、撮影者のカピゴン松島氏のギャラリートークが行われるということで、早々に参加決定です。
地元には2名ほど大のカピバラ好きの方がおられ、1人はSNS等で活発に情報発信をし、もう1名は発信は市内までも大いなる情熱をもってカピバラと接しています。
俺ですか??
俺、ガチ系という訳ではないのですが、施設オタク的な視点で、ときわのカピバラを応援しています。
ギャラリートークの募集人員は20名ですが、下手をすると東京当たりのガチ系の方々がおいでになる可能性もあります。
羽田空港から2時間弱ですし、空港から「歩いて行ける動物園」ってのもそうそうあるものではありません。
とりあえず、地元勢としては、園と共同でそれらを迎え撃つ準備を整えます。
まずは写真展開催と共にお花の展示。
南米的なお花を飾り、雰囲気を盛り上げます。
次にホテイアオイの展示
カピバラ展示場の池にホテイアオイを浮かべて、雰囲気を盛り上げておきます。
えっととりあえず30株ほど購入して園に預けます。
これでホテイアオイの爆発的な増殖に期待しつつ、当日を迎えます。
ギャラリートークは10時30分からですが、9時30分には現地入りです。
まずはカピゴンさんにご挨拶です。
カピバラについては現地情報を聞きます。
やっぱ南米情報は面白いです。
側らに飾ってあるオオカワウソの写真がめっちゃ好きです。
他にジャガーも頻繁に観られるという事なので、ワクワクします。
ただし、南米まで往復4日とすると7日以上の日程確保が必要の様で、「恐ろしく現実的ではない」という現実を突きつけられます。
さて、募集人数には達している様で、何とか地元の面目躍如です。
パンタナールのカピバラしかイメージが無かったのですが、実際は牧場や街中、日本でいう「鳩」のように「そこい辺にいる」イメージです。
そこでは当然、人間とカピバラの接触がある訳で、町カピの生き方も大いに気にかけるところです。
一通り、講習が終わり、カピゴンさんと展示場に。
ここでもカピゴンさんのカピバラ愛があふれるお話を伺えました。
スタッフガイドもコラボして、お食事風景をじっくり観察します。
さらに追加で、質問に答える形の追加公演も行われ、ふと見れば時間は13時前です。
13時からは「園長と散歩」なのですが、このまま突入です。
こちらも、今日のテーマはカピバラ。
正に終日「カピバラまつり」なのです。
今日はカピバラの東部骨格標本を持ち出し、カピバラの顎の動きについて説明を受けます。
他の草食動物は顎を横に動かし、草を摺りつぶしているのですが、カピバラは顎を前後に動かしているとの話です。
通称「モインモイン」という動きです。
この動きは、カピバラの顎の骨が固定されていないからできる・・・との事
ほーーーーっ、
そんなこと考えてもみなかった・・・
カピバラの知られざる一面を垣間見た、初夏の一日です。
追伸:カピバラ展示場のホテイアオイは、前日までにカピバラに食われて全滅しました。
残念・・・