たいちゃんの奥の細道

~人生、すなわち旅也~

酒と電車と動物達と私in長野 vol.7

2016年10月06日 21時39分55秒 | いい湯だな
そうだ、「あの」白骨温泉へ行こう!!


バスを降り、駐車場に戻ってきたたいちゃん
駐車場近辺には「沢渡(さわんど)温泉」という看板がちらほら見えます。
「何処か雰囲気の良い温泉無いかな」と地図ソフトを見ていたら、近くに「白骨温泉」があるではありませんか。


「あの」白骨温泉ですよ。(笑)


※乳白色の温泉の濁りが消えたとかで、入浴剤を混入したのが週刊誌にすっぱ抜かれ、さらに当時の田中知事がどっかの旅館へ踏み込んで入浴剤を見つけた(のかな?)のが、発端となり若女将が涙ながらに謝罪会見した・・・(ん~~記憶が曖昧)
この件が発端となり「温泉偽装」という言葉ができたように記憶してます。



懐かしい・・・
行ってみるか




車で10分も走れば白骨温泉に到着です。
案内所みたいな所で聞いてみると、案内書の前にある公衆浴場は修理のためしばらく休業しており、一番近い日帰り入浴施設は「煤香庵」というお食事処&温泉みたいなとことか。
入浴料金は700円とのことで、まぁ許せる感じなので、そこにします。
歩き始めてほんの3分、「煤香庵」に到着です。



700円とタオル代200円を払い、いざ脱衣所に!




やった、貸し切りじゃん。

ある意味、期待を裏切る(笑)乳白色の湯船に浸かります
いちびって写真を撮ってると、別のお客様が入ってこられました。




ちょっと恥ずかしいっす・・・


そのお客様、聞けば上高地に観光に来たけど荒天のため辞めて、この温泉に来たとのこと。

お疲れ様でした。

温泉を出たのは13時30分頃
ここから一端松本市街地に出て、高速で須坂市へ向かいます。
途中、昨日入園に失敗(?)した城山動物園か、大河ドラマで盛り上がる松代に寄ってみることも考えましたが、面倒くさくなったので合流予定地の須坂市動物園に直行し、14時40分には園内で嫁と合流します。

さて、須坂市動物園といえば、ニホンカモシカの「ユリちゃん」です。


側の檻のニホンツキノワグマの「花子」も元気そうです。


そうそう、最近動物達とお友達になる証として「鼻タッチ」があります。
柵の側(外側だよ)に人差し指をだして、動物達が鼻でクンクンツンツンしてくれたらお友達になれた証です。
ちなみに須坂市動物園ではカピバラの子供2頭、大人1頭と新たにお友達になれました。


なお・・・
指をかじられたり噛まれたりしても、
自己責任ってことで・・・


で、こいつがかじりそうなヤツ・・・




さて、閉園時間も近づいてきました。
そろそろ須坂市動物園を後にします。
一端、嫁が荷物を預けた須坂駅により、そこから長野駅前のレンタカー屋にレンタカーを返却し、宿に投宿します。
そうそう、駅近くの果物屋さんで「ナガノパープル」というブドウを購入しました。
なんでも近年できた改良種でオススメなんだとか・・・
冷蔵庫で冷やして、明日の朝、食べることにします。

レンタカーを返却し、すぐ側のホテルへ向かいます。
今日の宿は「ホテルルートイン長野駅東口」です。
夕食を求めて長野駅善光寺口へ。
何件か満席で断られた末に小綺麗な割烹へ。


酒菜やまざき


店構えは高級そうですが、表にメニューも出してあり安心して中に入ります。
お通しと何品か信州ぽい物を頼みます。








前回の長野訪問で食べれなかった「信州黄金シャモ」も今回クリアーです。




肴に併せて酒はビールから地酒へ
「水尾のひやおろし」から駒ヶ根の「信濃路」の純米

今日も良い感じです。
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酒と電車と動物達と私in長野 vol.6

2016年10月05日 05時19分03秒 | 水の中
そうだ、イワナを食いに行こう!!


北アルプスの玄関口、上高地

奥穂高岳、前穂高岳、槍ヶ岳・・・
そんな名だたる山々のアプローチポイントが「上高地」です。

嫁はどおやら修学旅行で行ったようですが、一般の方々にも手軽にアルプスの山風景を楽しめることから人気の観光地となっています。
そんな上高地に行ったことがないので、この際雨でもいいから行ってみることにします。

朝6時15分から朝食を済ませ、7時にはホテルを出発です。


コーヒー飲みながらちんたら8時過ぎに沢渡(さわんど)第2駐車場に到着です。
上高地は周年、一般車両の乗り入れが禁止されているので、シャトルバス(有料)に乗り換えて行く必要があります。

ここから歩いて、さわんどバスターミナルに向かうこと約5分、さらにバスの待ち時間が25分・・・若干時間を無駄遣いしつつ、往復チケット2,050円を購入しバスに乗ります。


ちなみにシャトルバスはあちこちの駐車場を回り人を乗せてゆきます。
どこの駐車場も一律料金なので「駐車場ここ!!」みたいな呼び込みに焦らず、上の方に車を止めるのが良いかと思います。

バスは30分程で上高地地区に入ります。
入口から「大正池」「帝国ホテル前」「上高地バスターミナル」の巡に停まります。
私ゃ、「ウェストン碑」と「明神池」に行って見たいので、「帝国ホテル前」で下車します。


結構なお客様が乗ってましたが、ここで降りたのは私だけ??
もしかして超マイナールートなのでしょうか?
帝国ホテル横から梓川(あずさがわ)に掛かる穂高橋を目指します。


穂高橋ではなんかの番組撮影が行われていましたが、完全無視で橋を渡り、川沿いに上流に進めば10分程でウェンストン碑に到着です。


ここからさらに15分歩くとお馴染みの「河童橋」に到着です。





この間、舗装路有り、森の中の林道有り、木道有りでけっこう楽しいトレッキングです。
河童橋袂のお土産屋さんでノンアルコールビール購入。

ええっ、今日もドライバーです。



河童橋から上流も右岸を行きます。
目指すは明神池側にある「嘉門次小屋」

ちなみに「嘉門次」とは上條嘉門次のことで、日本近代登山の父、W・ウエストン夫妻の山案内人です。

で、ここの「岩魚の塩焼き」はマスコミでも幾度も取り上げられた事のあり、機会があれば是非食べたいと思っていました。

今日のお昼は「岩魚の塩焼き定食」を食べる!!

を目標に、思いの外ハードな山道をガンガン進みます。
この辺は登山者と散策客の割合は5:5ぐらいでしょうか?

10時40分
景色も楽しみつつ50分で嘉門次小屋に到着です。


早速、席を確保し「岩魚の塩焼き定食」を注文です。
ちなみにお値段1,600円・・・

少々お高く感じますが、山小屋と旅館の中間(それも観光地)で頂く焼き魚ですから、まぁ、ぎりぎり納得価格でしょう。
奥を見れば、囲炉裏でじっくり焼かれる俺の岩魚ちゃん


側の日本酒もステキですが、飲めね~~し!!

出てきた岩魚ちゃんは頭からかぶりつきます。


ああっ、来て良かった。

食後は明神池ほとりの穂高神社奥院にお参りします。


ちなみに明神池を眺めるのは、別途お金がいります。

えっと、諸般の事情でパスです。

さて、明神橋を渡り、今度は梓川左岸をバスターミナルを目指し進みます。
こちらは道も広く、快適にぶっ飛ばして歩けます。


結局、休憩なしの35分で河童橋、40分でバスターミナルです。


残念ながら沢渡行きのバスは出たばっかり。


20分程待って、次の便に乗りこみます。
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酒と電車と動物達と私in長野vol.5

2016年10月04日 06時04分31秒 | 旅行
そうだ、わさび農場に行こう!!


早々にちひろ美術館を後にします。
ええっ、中国人団体客でごった返してきてますから・・・

次は穂高神社です。


ちひろ美術館から15分で到着です。
雨の中、さくっとお参りしときます。


時間はまだ16時過ぎ。
前から気になっていた「大王わさび農場」に行ってみます。


ここは・・・読んで字のごとく「わさび農場」です。
入場は無料です。要はおみやげで儲ける算段です。

売店をスルーして、わさび田に行ってみます。




確かに広い!!
何か有名な湧水百選みたいなのもあり、飲んでみます。


売店の脇には、良くガイドブックなんかに出ている水車小屋があります。


が・・・残念ながら水が笹濁りです。

ここでおみやげはたいがい揃うんですが、まだ旅行2日目、欲しかった物は要冷蔵ばかりなので、常温で保管できる漬け物1種を購入します。

ちなみに隣のブースでは「わさびソフト」とか「わさびコロッケ」なんかを売ってます。
興味のある方はどうぞ・・・



さて、今日のホテルに向かいます。
嫁は2連ちゃんで須坂市動物園に行くと言うことで長野市ステイですので、今日は別のホテルを予約しました。
明日は山の山頂は無理でも麓にある上高地ぐらいは行けるだろうという算段で、午前中に上高地散策を計画します。
その関係で今日は、松本市内に宿泊です。

梓の湯 ドーミーイン松本‎

駅からほど近い大通り沿いのホテルです。
9階には天然温泉の施設があります。

夕食は今日明日の出費、そしてお小遣いを考えると、外で食べるのを諦め、近くのスパーでお弁当&ビール&地酒です。


今日の地酒は「大雪渓(特別純米:北安曇野郡)」です。


明日の予定を天気予報とにらめっこしながら決めつつ、後半は程よい酔っぱらいで、そのまま寝落ちです。
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酒と電車と動物達と私in長野 vol.4

2016年10月03日 00時01分17秒 | 旅行
そうだ、博物館&美術館に行こう!

長野駅に到着しレンタカーを回収します。
ところで・・・
長野市内には2つ動物園があり、一つは7月に訪問した茶臼山動物園、もう一つは城山動物園です。
場所もさほど離れておらず、近隣の須坂市動物園を含めると10km圏内に3つの動物園があることになります。


実に非合理的だ・・・





まぁ、それぞれ諸般の事情が有るのでしょうが、この内、行ったことのない城山動物園に行ってみようと思います。
場所は東山魁偉館の裏の方。駅からだと車で10分程でしょうか。

で、行ってみると、さすがに休日。
駐車場が一杯で駐めるところがありません。


ええっ、動物園のお客ばかりではないんですが。

並んでまで、もしくは遠くの駐車場に車を預けてまで、見に行く程でも無いと判断し、早々に諦めます。


その代わりといっては何ですが、長野県立美術館で「歌川広重展」をやってたので、こちらを見ときます。


何でも生誕220周年だとか。とりあえず「東海道五十三次」等々を一気に見ておきます。

時間は12時ちょっと前
次は一気に白馬村方面に走り大町市にある大町山岳博物館を目指します。
途中、「本州のへそ」なる看板を発見。

ちょっと気になってスマホで検索してみると、長野県内だけでも9個も「日本の中心」とか「中央の地」とか「へそ」とかあるようです。

めんどくさくなり、パス。
先ほど休憩に立ち寄った道の駅で購入した「お焼き」をほおばりながら、車を進めます。



30分ほど走れば「大町山岳博物館」に到着です。


登山の歴史やアルプスの自然、そこで生活している動物達の剥製等々が展示してあります。
博物館の裏に動物園(付属園?)があります。
実は長野県には日本動物園水族館協会(=JAZA)に加盟している動物園が5つありまして、「小諸動物園」「須坂市動物園」「茶臼山動物園」「飯田市動物園」そして「大町山岳博物館」です。
先ほど入園に失敗(?)した「城山動物園」はJAZAには入っていません。

つうわけで、こちらの動物園(??)にも寄ってみます。


付属園は動物を見せると言うよりも、保護、繁殖を中心に行っているようです。
スバールバルライチョウなども飼育されていますが、繁殖のため展示されていませんでした。


ああっ、最近お気に入りのニホンカモシカ(笑)もいました・・・




いいえ、君じゃあないっ






さほど時間もかけずに次に向かいます。
その前に時間も時間ですし、昼食を取っておきましょう。
実は先ほど気になる幟旗を見つけまして・・・


「黒部ダムカレー」


大体、予想は付きます。
御飯を堰堤状にしカレーを湖面側に、サラダか何かを添えたみたいな・・・
そこまでインスピレーションが働くと、逆に確認しておきたくなってきます。
早速、先ほど見つけた「ビストロ傳刀」というお店に行ってみます。

こちらのお店では湖面(=カレー)にエビフライかハンバーグのトッピンをに選べます。
じゃ私ゃ、エビで・・・
待つこと数分。やってきたのは「予想どおり」の形態のカレーです(笑)


食べてみると、偉く旨い!!
さすがに洋食屋さんのカレーという感じです。



次はもう10km程、南に走り、安曇野を目指します。
まずは安曇野の北にある「安曇野ちひろ美術館」へ向かいます。

こちらの美術館は水彩画家「いわさきちひろ」の作品等を展示しています。


とても好きな作家なので、一度は行きたかった美術館です。



中は広々としていますが、さすがに人気作家だけあって人が多いこと。
でも冷静に考えれば、いわさきちひろと安曇野の関連は??





謎です。
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酒と電車と動物達と私in長野 vol.3

2016年10月02日 05時58分09秒 | マイルド鉄の旅
そうだ、観光列車に乗ろう!!

9月22日(秋分の日)
旅行2日目・・・
本当は今日から1泊2日で紅葉の秋山を登るつもりでしたが・・・




長野県松本地方 
大雨警報発令中!!





潔く諦められる天候にちょっと安心しつつ、早朝より「空白の2日間」の計画を練ります。


思いついたのが、観光列車に乗ること。

長野地方は魅力的な観光列車が多く運行されておりまして、最終日には一番人気の「ろくもん」に乗る計画でおります。
その他の列車についてはノーチェックだったのですが、その内の一つに乗っておこうかと・・・
思いついたのが長野から飯山線をいく「おいこっと」


長野駅から十日町駅間を走る観光列車で、『「日本人のこころのふる里」を代表するローカル線として、訪れる人すべてにやすらぎと癒しを提供』というコンセプトです。
名前の由来は東京の真逆にあると言う意味で「TOKYO」の英語表記を反対にし(TOKYO→OYKOT)「おいこっと」とひらがなで表現したものです。


要は「田舎電車」ってことです(笑)


ちなみに、唱歌「故郷」を作詞した高野辰之氏は沿線の中野市の出身です。
この列車の車体のイラストには「うさぎ」「やま」「こぶな」「かわ」・・・など、「故郷」の歌詞のセンテンスが含まれています。


さらに魅力的なのは、車内のナレーションが「まんが日本 昔ばなし」などでおなじみの常田富士男さんということです。

切符は指定券が必要ですが、列車自体は快速なので、手頃な飯山まで行っても1050円です。

列車は9時15分に出発します。










出発してしばらくすると、車窓から唱歌に出てくるような風景が


うさぎ追いし かの山
鮒釣りし かの川


残念なのはりんご畑の向こうに広がる緑の山々は雲がかかり、



小鮒がいそうな川は濁流と化していることかな・・・


でも、刈りいれ時期を控える稲穂は黄金色に輝いています。




そんな中、車内では「野沢菜」の振る舞いが




「これはビールか日本酒だわ~~」



だが、しかし・・・




午後はレンタカーで安曇野まで行こうと思うので、ここは涙を飲んでサイダーで我慢
いわゆる「地サイダー」ってヤツですな。




その地サイダーと野沢菜の相性・・・





当然、「微妙」ですっ!!
(なぜ、ノンアルコールビールにしなかった??・・・)


さらに車窓の風景と常田さんのナレーションを楽しむことしばし。
乗車時間40分で目的地の飯山駅に到着です。



近っ!!



飯山駅で「おいこっと」は15分ほど停車します。
コンコースでは飯山の地酒「水尾」の振る舞いが!!



・・・飲めね~~し・・・



まぁ雰囲気だけ楽しんで、帰りますか。
帰りは北陸新幹線「はくたか」で・・・

車窓を楽しむ間もなく11分で長野です!!

のんびり電車で行き、最も合理的な便で帰る。


この鉄の旅の鉄則です。
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