内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

限りなく存在しなくてもいい私を思い知らされるとき

2021-04-16 21:00:50 | 雑感

 今日の記事も、気分的には昨日の記事の延長線上にあり、ちょっとわけのわからない話なのですが、あることがきっかけで、今、かなりがっかりしています。いや、ほとんど落ち込んでいると言ってもいい。
 以下、この類の話の場合のこれまでの例に倣って、特定の個人攻撃にならないように、一般化された漠然とした話し方になります。
 その人のために良かれと思って、こちらとしてはかなり誠心誠意対応したつもりなのに、相手からの反応は、驚くほどに否定的、いや、ほとんど攻撃的で、こちらからのそれに対する最初の反応としては、「えっ、どうしてそういうことになるの?」とショックを受けたままのちょっと呆然とした状態での独り言になるのですが、その後、少し冷静になって考えてみれば、「そうか、そうなんだね。私はぜんぜん君の気持ちがわかっていなかったんだね。こっちの独り合点、こっちがただ勝手に空回りしていただけで、それは君にとって迷惑以外のなにものでもなかったのだね」と合点がゆき、とは言いながら、謝って済むことでもなく、そうかといって、どう対応の仕方を変えればいいのかもわからず、途方に暮れ、卑怯にも逃げ腰で、かつ短絡的にも、「いっそのこと、もう、ぜんぶやめちゃおうかなぁ」と、もっとも安易な、しかしドラスティックではある解決策(いや、そうとも言えないか)が今目の前にちらついています。