名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

白い花

2007年12月15日 | セカンドルーム
昨夜から粉雪が舞い、ようやく飛騨らしい鉛色の冬景色となった。
雪はあと1週間ほど続くようなので、白い花も大輪に育っていくことだろう。
飛騨の冬を、墨絵と表現する人も居るけど、長く続くとそれよりも重くて暗い感じがする。
こんな風景を見ていると、冬枯れの日に太陽を待ちわび、春を待つ気持ちがどこよりも強くなるのがよく分かる。
店頭で「花もち」を見かけるけど、木の枝を紅白の餅で飾り、正月に彩を添えたいと願う、飛騨の人たちの春への思いがこめられている。

大掃除、不燃ごみの処理、煙突掃除、障子の張替え、薪割り、機械工具のメンテ、仕掛品の完成、年賀状など等、部屋にこもっていると現実的な雑事が次々に頭に浮かぶ。
今年も残り2週間。やらねばと思いつつ、雪降りは気持ちが萎えて手が付かない。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする