雨上がりの田んぼは賑やかだ。
オタマジャクシやカエル、イモリなどが泳ぎまわっている。
水生昆虫や巻貝もたくさんいるので、間もなく蛍も飛ぶようになるだろう。
イモリは、水が張ってある間は田にいるが、無くなると沢や湿地へ移り、冬は穴の中で越冬して、20年以上も生きると言われている。
イモリの生命力の強さや繁殖活動の激しさにあやかろうと、黒焼きにして食べていたらしいが、今は見向きもされない。
最大の天敵がいなくなったので、たくさん見かけるようになったのかもしれない。
バケツに田んぼを再現して、イモリをしばらく飼ってみることにした。
オタマジャクシを餌にするのは何となく可哀相なので、ミミズや毛虫を与えてやろう。