高山のさんまち通りで開かれている、我楽多市へ行ってきた。
去年までは、4月から10月までの毎月7日に開かれていた骨董市が、今年から第1日曜日に開催されるようになった。
高山の骨董店が古民具や農具、骨董品などを持ち寄って、歩行者天国の通りに20軒ほどの露店を出している。
味のある飛騨の古民具や農具は、材料が藁や木で作られているので、朽ち果てるのも早く、出まわる数が年々少なくなっていく。
年代ものの飛騨箪笥や自在かぎなどは、値段もけっこう高いが、観光客のお土産用のアンチーク風の糸車や焼き物などは、手ごろな値段でよく売れているようだ。
夏休み前の古い町並みは、いつもの賑わいは無かったが、外人観光客の姿が目立った。高速道路も開通して、市や観光協会の期待は膨らんでいる。