名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

山里の暮らし

2011年01月12日 | セカンドルーム

 

今朝から雪が断続的に降っている。
雪が降っている時は、寒気が緩むようで、連日の寒さに比べると、いくらかしのぎ易い。
それでも朝7時の外気温は、マイナス6℃で結構な寒さである。


部屋から出たユキは、大きな伸びをして盛んに散歩を促し、相変わらずの元気さだ。
今日も陽射しが無いので、真冬日が続きそうだ。


雪に閉ざされた毎日を、何をして過ごすのかとよく聞かれる。
確かに野良仕事も冬は出来ないし、家具制作も開店休業状態で、今はルーティンワークが特に無い。


それでも古い田舎家を維持するには、何かと手間が掛かるし、兼業主夫もやっているので、3度の炊事や掃除など家事もこなさなければならない。
屋根や雨樋、排水管の修理、隙間の目張り、建具の修理張替え、水道ガス器具の修理交換など等、大工、建具屋、ガス水道屋、ペンキ屋に加えて、山林の間伐から庭師のまねごとまでやっている。
冬はそれに加えて、屋根の雪下ろしや通路の除雪、薪の運搬、煙突掃除などがある。
道具や資材は一通り揃っているし、都会のハイテク住宅と違って、設備や仕組みが、すべて手仕事でメンテ出来るようになっている。 労をいとわず見栄えを気にしなければ、難しいことではない。
この集落では、少々のことで業者に頼む人はいないので、誰もが便利屋だ。
「何をして過ごすか?」は、大よその説明は出来るが、何故そんな事を好んでやっているのかの説明は難しい。
見得を張って言えば、「自分でしなければ、山里暮らしの楽しみが無くなる」ということかも知れない。
目が覚めたら起きて、お腹が空いたら食べ、眠くなったら寝るの繰り返しでも、冬篭りばかりしていられない。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする