昨日からの雪は、今朝も降り続き、時々上空で風が唸っている。
サラサラの粉雪が時々舞い上がり、視界が閉ざされ、頬は針で刺されるように痛い。
山は猛吹雪に見舞われていることだろう。
散歩から戻った雪まみれのユキは、寒さを避けて、そさくさと小屋へ入ってしまった。
通路の除雪が終わった頃、除雪車が巨大なシャベルで道路の雪をかき取って行った。
その後、ロータリー除雪車が道路際に残った雪を吹き飛ばしていく。
道路の脇は田畑や野原なので、豪快に雪を飛ばせるが、街なかではダンプが後に付いて雪を受け、指定の捨て場に運ぶので手間が大変だ。
生活道路は確保できたが、降りしきる雪の中を出かける気にもならないので、薪ストーブの脇で沈殿することにした。
食品の買出しもしたし、図書館から借りてきた本もあるので、雪に閉ざされても、気分よく休日が過ごせそうだ。