今日、高山へ戻る予定だったが、飛騨地方は冬型の気圧配置で、終日雪模様なので日延べをすることにした。
明日以降も雪が続くようだが、気象情報によると寒気はいくらか緩むようだ。
1日空いたので、栄方面へ買い物に行ってきたが、北西の風が冷たくて寒かった。
大須の商店街を散策しながら、パソコンの店を冷やかしたり、買い物も楽しんできた。
大須観音の門前町で栄えた商店街は、一頃の衰退がうそのように賑わいを取り戻している。
東京のアメ横や秋葉原を模して、IT関連やファッション関係の店も増えて、老若を問わず人が集まるようになった。
久しぶりに「矢場とん」で味噌カツを食べてきたが、そのボリュームとこってり味噌味には舌もお腹もなじめなくなっていた。
誰もがお腹を空かせていた頃に、わらじのように大きい味噌カツはごっつおうだったが、この飽食の時代の今も繁盛しているのが不思議に思えた。
他にも「名古屋めし」と言われる、「味噌煮込みうどん」とか「櫃まぶし」など、名古屋の風土に根付いた料理がある。
「味噌煮込みうどん」は、土鍋の蓋にうどんを小分けして、ご飯のおかずとして食べるのが正統派の食べ方とか。
「櫃まぶし」は、お重に小さく刻んだ蒲焼が乗っていて、最初は普通に食べ、残りはお茶をかけてうなぎの味を2度楽しむという料理である。
うなぎは長焼きを豪快に食べてこそおいしいと思うが、切り刻んで2度味わうのは、なんともみみっちい感じがする。
つつましい名古屋の食文化を象徴するような料理が、今も地元では持て囃されている
アウトドアショップで、スノーシューを装着できるリュックを買ってきた。
今まではリュックの背中に紐で縛り付けていたが、不安定だし中の荷物を取り出すときに不便だった。
スノートレッキングが盛んになってきたのに、このタイプが意外に少ないのが不思議だ。
いろいろな山食が並んでいたので、数種類買ってきた。
冬山では、短い時間に温かい食事を作りたいので、レトルト食品をよく利用している。
パックにお湯を注ぐだけのものから、パックごと温めるものまで、タイプはまちまちだが、ご飯から麺類、丼もの、パスタ、スープ、味噌汁など家庭料理のメニューが揃っている。
登山用に限定されている訳ではないが、宇宙食にも採用された携帯カップヌードルは、通常の容器の3分の一ほどに圧縮されているので、持ち運びもかさばらなくてよい。
軍用食や南極越冬隊、ヒマラヤ遠征などで、味や品質が向上して賞味期間も長いので、防災用や保存食としても利用されているようだ。
山へ行くときだけでなく、山里暮らしの日常食でもよく利用する食品である。