昨夜は雨が降っていたが、早朝には上がって雲が空へ上っていった。
曇り時々晴れのすっきりしない天気で湿度も高く、野良仕事をしていると、蒸し暑さで汗がにじみ出てくる。
まだ僅かな数であるが、穂孕みしていた稲の茎から穂が顔を出していた。
初々しい稲穂は小さな白い花をつけ、籾もびっしりと付いている。
今日が稲穂の「出始め」で、あと1週間ほどで「穂孕み」しているすべての茎から穂が出ると、「出揃い」したという。
これから20日間ほどは稲が最も水を欲しがる時期なので、水を切らさないように管理しなければならない。
稲刈りの適期は、稲穂が出揃って35日後と言われているので、順調に行けば9月20日頃に出来そうだ。
これからは病害虫の発生に注意しなければならないので、その発生源となる畦まわりの雑草をきれいに刈り払った。
無農薬ながら今日まで、親の敵をとるように雑草を押さえ込み、竹箒で害虫を払い落としながら出穂にこぎ着けた。
あとは、イノシシの襲来を防ぎ、台風など天候異変の無いことを願いながら、秋には豊作を祝って、賑々しく収穫祭をやりたい。