飛騨地方は好天続きで、今日も朝から青空が広がり、気温がぐんぐん上がっていく。
朝晩は20℃を切る気温も、炎天下では軽く30℃を越している。
まわりの風景は、蓮の花の傍らで、コスモスも次々と咲き、夏と秋が同居している。
日常に戻って野良仕事をしているが、それも少しは涼しい午前中だけで、昼間はもっぱら高校野球の観戦とうたた寝である。
今朝も道路脇の草を刈り、先日刈った草を集めて、手押し車で田んぼへ運んだ。
刈り草は土の中で分解されて肥料分となり、田の泥を軟らかくして保水力も向上するので、藁と同様に有機栽培には欠かせない材料である。
草刈の時期が遅れると、ヒエ科の草などが種を付けてしまうので、その前に刈り取らなければならない。
熟した種は土中で分解されず、気温や水分、日照などの条件が揃うと一斉に発芽して、田んぼが草だらけになる。
草の種が未熟なうちに草刈りをしなければならないので、暑いと云って先延ばしは出来ない。