飛騨地方は天気が崩れることはなく、昼過ぎまで夏空が広がり暑い一日だった。
近くの高台から見る乗鞍岳の残雪は、すっかり薄くなって夏姿になっている。
昨日の午後6時半撮影
この辺りでは、太陽が午後6時半に西の山に沈み、午前7時に東の山から昇る。
今朝も田の草取りを始めたが、7時半に田んぼの半分に日が差し始める。
朝のうちは空気も田の水もひんやりして気持ちが良いが、それもつかの間のことで、今日も9時を過ぎたら強い陽射しが降りかかってきた。
標高の高い山里の田でも、炎天下では30℃を越すので、水分の補給は欠かせない。
田の脇の泉には、薄めたスポーツドリンクとおやつが冷やしてある。
おやつは収穫が始まったキュウリが多いが、間もなくトマトが加わる。
冷えたキュウリに塩を振った丸かじりはとてもおいしいし、体を冷やす効果もあるといわれている。
前線が北上中で、雨の前に終えようと心積もりをしていたが、昼食後一眠りしたら再び泥田へ入る気持ちが萎えてしまった。
残り3時間ほどで片付く予定であったが、また先送りをしてしまった。
今の時期は日が長く、朝4時半には明るくなり、夜は7時半ごろまで明るい。
昔の人は日の出とともに田に入り、日暮れに仕事を終えて家路につくと言われていた。
そうしたいと思うだけで、体がとてもついて行けない。