飛騨地方にもようやく夏の強い陽射しが戻ってきた。
昨日までは雨の合間を縫って野良仕事をしていたが、湿度が高い曇天を好む「目せせり」や「ブヨ」が顔にまつわり付いてうるさかった。
今日も田んぼと畑の草取りをしたが、太陽で背中をじりじりと焼かれ、水面からの反射で顔がヒリヒリする。
照っても曇っても、野良仕事の難敵は手を緩めてくれない。
昨日、近所の人から朝採りの完熟ブルーベリーを貰った。
一人ではとても食べきれないので、ブルーベリージャムを作った。
作り方はネットにいろいろ出ているが、グラニュー糖やレモン、ペクチンなどは手元にないので、普通の砂糖だけで作ることにした。
ブルーべリーを鍋で加熱しながら攪拌すると、濃い赤紫のジュースが出てくる。
頃合いを見て砂糖を加え、アクを取りながら程よい硬さになるまで煮詰めていく。
しゃもじで粒をつぶしていたが、食べてみたら粒が残っていたほうが食感が良さそうだ。
砂糖の量はブルーベリーの30~50パーセント使うようだが、甘党だし夏場なので50パーセント強にした。
ジャムにはちょっと軟らかそうだが、ブルーベリーソースとしても使えそうな感じで仕上がった。
水を加えて増量することもあるが、材料が新鮮ならその必要はない。
ジャムが熱いうちに瓶詰めにして、香り高いブルーベリージャム3壜が完成した。
今朝の朝食は、自家栽培のキュウリにレタス、キャベツ、ジャガイモ、ヤングコーンに、ブルーベリーヨーグルトが加わった。
この味ならプロに太刀打ちできると、自画自賛しながら甘い香りの漂う朝食を楽しんだ。