名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

獣に畑を襲われ田んぼの防御柵を作った

2012年07月30日 | セカンドルーム

 

今朝畑を見回っていたら、獣が侵入して作物を食い散らかしていた。
夜中にトイレへ行ったときに、畑の方からキーキーと動物の鳴き声らしい音と気配を感じたので、大声を上げて追い払った。
闇夜で畑の様子は判らないし、畑へ行く勇気もないのでそのまま寝てしまった。
道路側のトウモロコシ畑は茎を押し倒され、未熟な実をかじられていた。


味見をした程度で、殆んど食べ残しているのが腹立たしい。
この畑はほぼ壊滅状態になってしまったが、どう言う訳なのか山側の畑は無傷だった。


スイカ畑も1個を残して、未熟で食べ残しの白い実や皮が散乱していた。


歯形がくっきり残っていたが、スイカが好物のタヌキにしては大きすぎる。

トマトも2本倒され、青い実だけが残って赤い実が消えていた。
山の獣は食べごろを知っていて、熟した頃に浸入して来るので、例年その前に防護ネットを張っている。
作物が未熟なこの時期に来ることは少ないので、油断をしてしまった。
折角お盆にチビッ子農夫たちが収穫にやって来るのに、憎いイノシシかタヌキかムジナに先を越されてしまった。

稲田も間もなく出穂の時期を迎えるので、近所の農家はイノシシ防御の電気柵を張って厳戒態勢に入っている。


子供や孫たちも秋の新米を楽しみにしているので、田んぼだけは守らなければならない。
今日も暑くなりそうなので、田んぼの周りをトタンで囲う柵作りを7時から始めた。


支柱を2本立てて、その間にトタンを挟んで縛っていく炎天下の作業は、予想通りの猛烈な暑さで熱中症の恐怖を感じるほどだった。


お昼過ぎに田んぼを1周する防御柵が完成した。
この集落でも殆んどが電サクに変わり、トタンを使う農家は殆んどなくなった。
それだけの防御効果があることと、設置が楽であることが理由のようだ。
電サクのビリビリを恐れたイノシシたちが、トタン柵を飛び越えたり蹴倒したりの集中攻撃をされたらたまらない。

コメント (2)
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