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天気が回復した名古屋は、抜けるような青空が
広がり、初夏を思わせる陽気になった。
マラソンの応援は、伏見通りと桜通りの交差点付近で、
iPadで実況を聴きながら、先頭グループの到着を待った。
日銀の前は、往路と復路、反対車線と合わせて3度応援ができる特等席だ。
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程なく、先導車に導かれたトップグループが、
あっという間に眼前を走り抜けていった。
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気温が上がり、ランナーは額に汗を光らせながら、力走していく。
前半からスピードレースが展開され、前評判通りに
キルワ選手(バーレーン)、コノワロワ選手(ロシア)、
前田彩里選手(ダイハツ)の順番で、後続はかなりばらけていた。
この三人が、2時間22分台の好タイムでゴールした。
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前田選手は給水ポイントで転倒し、傷が痛々しかったが、
2時間22分48秒と日本歴代8位の記録で3位に入った。
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その後は市民ランナーが、カラフルなウエアや、
派手な衣装を身につけ、楽しそうに走っていく。
飛騨では、高山祭(4月14、15日)が終わると、本格的な
春が来ると言われているが、名古屋ウイメンズマラソンで春本番を感じた。
名古屋ウイメンズマラソン2015