降りしきる雨の中で、もと会社OB会の
ウォーキングサークル例会が催された。
スタートの熱田の森は、雨に洗われた木々の
緑が新鮮で、参道の砂埃も立たなくていい、
と負け惜しみを言いながら、のんびりと歩き始めた。
本殿に参拝した後は、堀川河口の「宮の渡し」へ向かった。
東海道五十三次の一つ宮宿は、桑名までの
海上七里の船着き場として栄えた。
周辺は「宮の渡し公園」として整備され、
当時の常夜灯や時の鐘も再現されている。
公園の脇には、もと会社取引先の
お店があったので立ち寄った。
特徴のある建物は、大正年間に建造された蔵を
改装して利用しているとのことだ。
立地を生かして、クルーザーやマリン用品が
主力の店だが、電動シニアカーや電動三輪車が展示されていた。
居合わせた社長が、オートバイの営業マンの
数倍の規模で、シニアカーの営業に取り組んでいるとのこと。
基盤を築いたオートバイより、マーケットの拡大が
期待出来るシニア市場の開拓に注力しているようだ。
堀川沿いの水辺の散歩道「白鳥プロムナード」を
歩いて、次の目的地へ向かった。
↑ 旧白鳥貯木場、正面のアーチは国際会議場
↑ 白鳥庭園の門
雨脚が強くなり、「白鳥庭園」は外から眺めるだけでパスした。
↑国際会議場ロビー
ゴールの国際会議場へは、予定より早く着き、
展望レストランで空腹を満たした。
炎天下で熱中症を気にしながら歩くか、雨に
濡れても涼しい方がいいかは、意見が分かれる
ところだが、いずれにしろ年寄りの冷や水は堪える。