毎月第二土曜日は、荒子観音寺所蔵の円空仏の拝観日で、
それに合わせて「荒子円空市」が開かれる。
主催者は地元の市民グループ「荒子の里協議会」で、
去年の11月に始まった。
回を重ねるごとにブースも増え、今は50以上の店が朝採り野菜や
手作りクッキー、雑貨、クラフト作品など所狭しと並んでいる。
商店街や公園、観光スポットなどで開かれるマルシェは、生産者が分かり、
リーズナブルな価格で購入できるので、静かなブームになっているようだ。
円空市も、地域の人たちの交流や情報発信の場にしたいと、主催者は張り切っている。
本堂の前では、音楽や大道芸などステージイベントが演じられ、
開かれたお寺のイメージも広がっていくようだ。
円空彫刻体験教室は、拝観所の脇に移動したので、拝観を終えた人たちが来やすくなった。
↑円空さんのお出迎え
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体験教室
窓越しに見学する人も増えて、さぞ円空さんも喜んでおられることだろう。