名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

雨の中川運河

2016年04月21日 | 歩く

↑中川運河小栗橋より
朝から雲が低く垂れこめ、午後からは本降りの雨になった。
荒子観音寺の円空彫刻教室へは、中川運河を渡って通っている。



小栗橋から長良橋にかけては、かつて水運が盛んであった頃の面影が随所に残っている。


↑左は旧笹島貨物駅船溜まり方面、右は松重閘門方面
運河沿いには古い倉庫が並び、小栗橋の先で運河は二手に分かれ、左は旧笹島貨物駅の
船溜まりへ、もう一方は松重閘門を経て堀川とつながっていた。
堀川との水位差が2メートルあるため作られた松重閘門は、
今は閉じられて2対の煉瓦作りの塔屋だけが残っている。



橋のたもとには、水運が盛んであった頃の名残で、運河地蔵尊が小さな祠に祀られている。



年間3万隻以上の船が行き来したと言われる運河は、はしけの1隻すら見当たらず静寂としている。



今日も一日、荒子観音寺の教室で、雨音を聞きながら、善女竜王像の制作に取り組んだ。
コメント (6)
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