もと会社OB会の集まりが名東区であったので、1時間ほど早く出かけて
牧野が池緑地を歩いてきた。
芝生広場では赤とんぼが飛び交い、林間ではツクツクボウシが鳴いていた。
先日訪れた時は、クマゼミやアブラゼミが暑苦しく鳴いていたが、
森の主役が交代し、少しずつ秋に向かっているようだ。
水面を埋め尽くすほどヒシが繁茂し、鯉が悠々と泳いでいる。
サルスベリの花が真っ赤に咲き、その脇のトウカエデの枝先は僅かに色が変わっていた。
池を渡る風は生暖かく、雑木林の小道も蒸し蒸しして蚊が襲ってくる。
牧野が池は夏と秋が同居していたが、少しずつ秋に向かっていくことだろう。