昨夜は夜遊びのご褒美?で、中秋の名月を見ることができた。
夜の盛り場で空を見上げることはないが、何気なく上を見たら、
雲の切れ間から月の一部が見えた。
しばらく待っていたら、周りの雲が切れて、妖艶な光を放つ
十三夜が現れた。
「円空木彫教室」は今日が最終日で、会場のすいとぴあ江南へ行ってきた。
↑左のタワーがのすいとぴあ江南
今日も講座開始前のウォーミングアップで、木曽川河川敷を散策した。
水量が多く濁りがあるので、鮎を釣る人は少なかった。
↑愛岐大橋が出来るまでは対岸の岐阜県とは渡し船で結ばれていた
ぼつぼつ鮎釣りのシーズンも終わりのようだ。
今日の課題は、飛騨千光寺所蔵の観音菩薩群像の模刻である。
今までの千面菩薩や迦楼羅像に比べて、やや顔の彫りなど
難易度は高かったが、全員時間内に完成した。
手伝いをした女性も、良い表情の観音像を彫りあげて満足されていた。
円空が彫った千光寺の観音像は、病に伏せた人が家に持ち帰り、
全快した後に寺へ戻したと伝わっている。
一生懸命に彫ったこの観音像にも、そんな霊験が宿るかもしれない。