↑名古屋市博物館
もと会社の仲間たちと、名古屋市博物館で開催中の、
「ポンペイ壁画展」を見てきた。
古代ローマの都市ポンペイは、2000年前にヴェスヴィオ火山の噴火で、
一瞬にして街全体が火砕流や火山灰で埋まってしまった。
(9/16日までの平日は一定の条件で壁画の撮影が可能です)
18世紀から発掘作業が行われ、古代都市が当時のまま保存されている。
今回の展覧会は、噴火で粉々になった壁画を再現し、第1章 の建築と風景、
2章 日常の生活、3章 神話、4章 神々と信仰をテーマに、ブースごとに展示されている。
↑赤ん坊のテレフォスを発見するヘラクレス
↑ケイロンによるアキレウスの教育
↑テセウスのミノタウロス退治
70点ほどの壁画を見ただけで、今さらながら古代ローマの文化レベルの高さと、
芸術性の豊かさに驚嘆する。
博物館2階は、石器時代から昭和に至るまで、尾張地方の歴史を、
時代ごとに紹介している。
2000年前は、弥生時代から邪馬台国あたりで、古墳群が
各地で発掘され、土器などの出土品も多い。
ローマと比較は出来ないが、石と木の文化の違いを
感じる展覧会ではあった。
帰りは桜山の料理屋で昼食を食べながら、芸術談義はそっちのけで
昔話で盛り上がった。