名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

世界遺産「ポンペイの壁画展」

2016年09月06日 | イベント

↑名古屋市博物館
もと会社の仲間たちと、名古屋市博物館で開催中の、
「ポンペイ壁画展」を見てきた。

古代ローマの都市ポンペイは、2000年前にヴェスヴィオ火山の噴火で、
一瞬にして街全体が火砕流や火山灰で埋まってしまった。
(9/16日までの平日は一定の条件で壁画の撮影が可能です)

18世紀から発掘作業が行われ、古代都市が当時のまま保存されている。



今回の展覧会は、噴火で粉々になった壁画を再現し、第1章 の建築と風景、
2章 日常の生活、3章 神話、4章 神々と信仰をテーマに、ブースごとに展示されている。


↑赤ん坊のテレフォスを発見するヘラクレス

↑ケイロンによるアキレウスの教育

↑テセウスのミノタウロス退治
70点ほどの壁画を見ただけで、今さらながら古代ローマの文化レベルの高さと、
芸術性の豊かさに驚嘆する。


博物館2階は、石器時代から昭和に至るまで、尾張地方の歴史を、
時代ごとに紹介している。


2000年前は、弥生時代から邪馬台国あたりで、古墳群が
各地で発掘され、土器などの出土品も多い。

ローマと比較は出来ないが、石と木の文化の違いを
感じる展覧会ではあった。


帰りは桜山の料理屋で昼食を食べながら、芸術談義はそっちのけで
昔話で盛り上がった。
コメント (2)
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