名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

朝の散歩は白川公園から大須へ

2022年06月05日 | 歩く


朝方は晴れ間があったが、昼前から雲に覆われ蒸し暑い一日となった。



白川公園でストレッチをして、大須界隈を歩いてきた。



大須観音の女人鐘楼では毎朝6時に僧侶の読経で鐘が撞かれる。
朝のしじまを破る鐘の音は、人気の無い境内や商店街に鳴り響く。



大須観音の東側にある那古野山古墳公園がきれいに整備されていた。



那古野山古墳は5世紀に造られた前方後円墳で、前方の
円墳(直径22m標高15m)だけが残り保存されている。



明治時代には市内で最初の公園「浪越公園路」として公開されていたが、
鶴舞公園が出来た際に廃園となった。



商店街の一角に埋もれていた名水の井戸「柳下水」も
公園に移設されていた。

亀尾(現在の北区清水)の清水と蒲焼町(現在の中区錦)風呂屋の井戸と共に
名古屋の三名水と言われた。
江戸時代、井戸は将軍家上洛の折に飲料水として用いられたという。

次々に開発が進む大須の街に古い遺跡が残っているのは奇跡に近い。
新旧が混在する大須の町の新しい観光スポットになることだろう。



大須観音鐘楼
コメント (4)
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