名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

両陛下パラオへ慰霊と親善の旅

2015年04月08日 | 雑感


今日も寒気が居座り、寒い一日だった。
夕暮れ近くになって青空が広がり、
ようやく春が戻る気配が感じられた。


↑ デジタルニュースより転載

戦後70年の節目に、両陛下が太平洋戦争犠牲者
慰霊のため、パラオへ出発された。

空路3.000キロを飛び、海上保安庁の巡視船に宿泊し、
ヘリでペリリュー島の「戦没者の碑」に供花し慰霊される。

ご高齢にもかかわらず、遠くて不便な南太平洋の
孤島へ出向かれる両陛下の、戦没者慰霊への強い思いに頭が下がる。


↑ フリー画像より

十数年前にパラオを訪れたが、楽園のような島で
激戦が繰り広げられ、1万人の将兵が全滅したことは信じられなかった。

大砲や戦車の残骸を目にし、フレンドリーな島民が、
片言の日本語を喋る姿が思い出される。

今後も両陛下は平和を願い、戦没者慰霊の旅を
続けられるとのことだが、隣国との友好親善が、
同じような姿で実現する日が来るだろうか。
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4 コメント

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慰霊の旅 (Rei)
2015-04-08 20:35:29
本当に頭の下がる思いです。
お元気で旅を終えられるよう祈ります。

戦中派で学徒動員も経験し、「軍国乙女」でしたのに、
すんなり終戦を受け入れましたが、
何十年も過ぎて本当の大人になって
玉砕の島々の戦記物などたくさん読みました。
硫黄島の栗林中将、北のアッツ島、南の島々、両陛下が訪問される島々も。
忘れては亡くなった方々に申し訳ない思いからです。
パラオは観光でいらっしゃったのですか?
美しいところのようですね。
空も海も戦争にはふさわしくない美しさですね。
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慰霊の旅 (nko)
2015-04-08 22:11:35
Reiさん
風邪を押しての慰霊の旅に、並々ならぬ使命感を感じました。
悲劇が風化しつつありますが、両陛下の行動で
平和の大切さをいつも思い起こしてます。

そうですか、最後の軍国少女ですね。
疎開児童は、名古屋方面へ向かうB29の編隊を田舎の空で見ていました。
辛い時代でしたね。

娘の友人がパラオに派遣されていたので、観光で行きました。
天国に近い素敵な島でした。
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両陛下 (ryo)
2015-04-09 14:33:59
こんにちは!
今、国民が心からお親いできる方と言えば
両陛下だと思います。
天皇陛下におかれましては、お風邪が長引いて
体調が心配でしたが、お元気そうなニュースで
安心しました。もうご高齢ですから、少し公務を
減らして欲しいです。
でも、今回のパラオは念願の旅と聞いています。
私の父はロンブロン島で軍医として戦死。
遺骨は石ころでした。つい、父の眠る島に思いを馳せてしまいますね。
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慰霊の旅 (nko)
2015-04-09 17:49:00
ryoさん
健康が気遣われるお二人ですが、遠い南太平洋まで
慰霊の旅に行かれる姿に、頭が下がります。
たしかに公務が多すぎますね。
両陛下の重みは他に代え難いけど、ウイリアム王子スタイルの親善も必要な時期かもしれませんね。

フィリッピン海域も激戦地で、玉砕地が多いですね。
わたしの父もシベリアで、紙片一枚でした。


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