名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

目まぐるしく変わる天気

2011年08月16日 | セカンドルーム

 

今日の天気は目まぐるしく変わり、晴れ時々曇り、にわか雨と、すべてが揃った感じだった。
朝は青空が広がり、陽射しをいっぱいに浴びた稲穂は、目に見えて膨らんでいくように思える。

暑がりのユキも朝のうちは、気持ち良さそうに日光浴を楽しんでいる。

午前中は、細い楢の丸太が40本ほど残っていたので、久しぶりに薪作りをした。


チェンソーで切り、座敷の軒下に積み上げて、今シーズンの薪作りはすべて完了した。
これで二冬分の薪は確保できたので、安心して冬を迎えることが出来る。

夕方、木漏れ日が気持ち良い林道を歩いていたら、突然まわりが暗くなり、激しい雨が降ってきた。

雨宿りをする場所もなく、ほんの数分のにわか雨でずぶ濡れになってしまった。


雨が上がって急に気温が下がり、森を抜ける風に思わず身震いした。


家に戻ってきたら、山には雲が掛かっていたが、あたりは濡れていなかった。
山間地特有の変わりやすい天気には慣れているが、最近は平野部でも局地的な豪雨や雷雨が多発しているのが気がかりだ。

 

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イノシシとの攻防

2011年08月15日 | セカンドルーム

 

8月も半ばになり、稲穂が出揃って受粉活動もほぼ終わったようだ。
受粉後1週間ほどで、胚や胚乳が形成されて、籾がふくらんで実り、間もなく稲穂が大きく頭を垂れるようになる。
この時期の長雨や日照り続きの旱魃は、米の収量と品質に影響するので、どこの農家も空模様を気遣いながら、間断灌漑に余念がない。
幸い飛騨地方は、過度な高温多湿や乾燥が回避されて、まずまずの生育状況のようだ。

稲の花が落ちて子房が膨らむ頃、籾の甘い胚乳を狙ってイノシシが侵入してくる。
田の中を動き回りながら、稲穂を口でしごき取り、小さな田は一夜で全滅になることも稀ではない。


箱罠でも捕獲されたイノシシをよく見かけるし、田んぼの近くには踏み跡や地面を掘り起こした跡がたくさん残っている。


どこも電柵やトタン、網などで囲いをして稲を守っているが、飢えたイノシシはいつ現れるか分からないので、警戒は怠れない。
高山市には、有害鳥獣の捕獲に従事している人が120人ほど居るが、東京都より広い面積をカバーすることは難しい。
市の農務課は、「囲って・追って・最後に捕獲」をスローガンに、鳥獣被害の防止に努めているが、その効果は少なく被害は年々増加している。
集落にも狩猟免許や捕獲許可を受けた人はいるが、高齢化や仕事の合い間にしか出来ないので、神出鬼没のイノシシには太刀打ちできない。

 


先日捕獲したイノシシの大きな足が、庭先に干してあるのを見かけた。
100キロを超す大物とのことだが、こんなのが田に入ったら、春先からの苦労が一晩で水の泡になってしまう。
作業場には色々な戦利品が飾ってあったが、イノシシの10センチを超すナイフのような鋭い牙は凄みがある。
攻撃的な猟犬は、牙に突かれて命を落とすことがあるが、人間も一突きされたたらひとたまりもない。
鋭い武器を持つイノシシへの先制攻撃は無理なので、非力なにわか農夫は、「囲って」守る専守防衛しか手はなさそうだ。

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山里暮らしに戻って

2011年08月14日 | セカンドルーム

 

飛騨地方は好天続きで、今日も朝から青空が広がり、気温がぐんぐん上がっていく。
朝晩は20℃を切る気温も、炎天下では軽く30℃を越している。

 

まわりの風景は、蓮の花の傍らで、コスモスも次々と咲き、夏と秋が同居している。


日常に戻って野良仕事をしているが、それも少しは涼しい午前中だけで、昼間はもっぱら高校野球の観戦とうたた寝である。


今朝も道路脇の草を刈り、先日刈った草を集めて、手押し車で田んぼへ運んだ。
刈り草は土の中で分解されて肥料分となり、田の泥を軟らかくして保水力も向上するので、藁と同様に有機栽培には欠かせない材料である。
草刈の時期が遅れると、ヒエ科の草などが種を付けてしまうので、その前に刈り取らなければならない。
熟した種は土中で分解されず、気温や水分、日照などの条件が揃うと一斉に発芽して、田んぼが草だらけになる。
草の種が未熟なうちに草刈りをしなければならないので、暑いと云って先延ばしは出来ない。

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山里体験を終えて

2011年08月13日 | セカンドルーム

 

2泊3日の山里体験をして、孫たちは暑い名古屋へ帰っていった。
今年の夏は三女の家族しか来なかったが、2歳と4歳の男の子は活発に動き回るので一時も目を離せない。
渓谷や沼、草むら、森、崖などは、子供にとって楽しい遊び場になるが、常に危険も潜んでいる。


転倒や転落は大怪我につながるし、とげのある枝や葉っぱ、かぶれる木も多く、蜂や毒蛇なども身近なところにいる。
大人は常に注意の目を怠ることは出来ないが、あまり過剰に反応すると、何が危険かを知る能力や危険回避能力を損なうことになりかねない。
都会の遊園地などで遊具による事故がよく起こるが、すぐに撤去したり使用禁止にするのは過剰対応の例だと思う。
都会も田舎もすべての危険を取り除くことは出来ないので、危険の本質を教えることがますます重要になってくる。


今年の夏も、小さな危険や冒険を体験して、たくさんの野菜と楽しい思い出を胸に、元気に帰っていった。


急に静かになって、あたりの風景が心なし秋めいて見えた。

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孫たちの山里体験

2011年08月12日 | セカンドルーム

 

朝6時に起きて、朝食前に孫たちと虫取りと畑の収穫をした。
バッタやカマキリは捕れたが、残念ながらカブトやクワガタはいなかった。


トマトやキュウリ、トウモロコシなどをたくさん収穫して、さっそく朝の食卓に並んだ。


ユキと一緒に遊べるようになり、ユキもブラッシングをしてもらって気持ち良さそうにしている。

朝食後の野良仕事は、刈り取ってあった草を集めて、手押し車2台で田んぼへ運搬した。


刈り取りが終わった後の田んぼへ、干草をすき込むと美味しいお米が出来ると説明したが、分かってくれただろうか。

仕事で汗をかいた後は、平湯温泉で露天風呂を楽しんできた。


他にお客が居なかったので、貸し切り状態の湯船で泳ぎの練習をしたり、お湯のかけっこをして大はしゃぎをしてきた。


家に帰ってスイカの収穫をし、脇の水路で冷やしておいた。
動物の被害から逃れた数少ないスイカは、思ったより甘くて美味しかった。
いろいろな山里体験をしたが、クーラー無しで過ごせる夏が、暑い名古屋から来た子たちへの何よりのプレゼントかも知れない。

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孫の遊び相手で疲れそう

2011年08月11日 | セカンドルーム

 

今朝早く名古屋を出て高山へ向かった。
名古屋の町は朝から蒸し暑く、猛暑日を予感する強い日差しが降り注いでいた。
一宮ICから東海北陸道に入ったが、いつもより車が多く、所々で渋滞していた。
お盆休みの影響もあるが、最近は自動車関連企業の休日が木・金に変わったこともあって、観光地へ向かう車が増えたようだ。
郡上八幡インターで下りて、せせらぎ街道の緑のトンネルは、エアコンを切り窓を開けて走る。
ユキ(柴犬)ともども清流で一息入れるが、ここまで来ると涼風が心地良い。


街道沿いの休耕田が目立っていたが、最近はそば畑に転換する農家が年々増えている。

ちょうど開花時期で、緑のそば畑の中に、白い花が散りばめられていた。
季節が進み、そば畑が一面に白い花で覆われる日も間もなくだ。

お昼前に家に着き田畑を見回ったが、異常はなかった。
4日間留守にした間に、トマトは真っ赤に熟れ、巨大なキュウリがぶら下がっていた。

 


田んぼの稲も5割ほどは、穂を出して白い花を付けていた。
水口の近くは、いつも冷たい水を浴びているので成長が遅く、ようやく茎の割れ目から穂が少し顔を出していた。


午後からは別のルートから来た孫たちが我が家にやってきて、一挙に賑やかになった。

 

畑の収穫をしたり、田んぼの虫を追っかけたり、水遊びをして日が暮れるまで走り回っていた。
あさってまでは、疲れを知らない孫の遊び相手で疲れそう。

 

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猛暑日の名古屋でお盆の「施餓鬼会」と「二元展」の絵を鑑賞

2011年08月10日 | セカンドルーム

 

名古屋瑞穂区にある菩提寺で、お盆の施餓鬼会があったのでお参りをしてきた。
熱心な仏教徒ではないが、小さい頃から母に連れられて行っていたので、お盆の行事は欠かさず続けてきた。
当時は、読経をかき消すようなせみ時雨と、正座して長いお経の終わるのをひたすら待っていたことを思い出す。
エアコンの無い時代の本堂の暑さは格別で、人いきれと線香の煙でむせ返るようだった。
帰りの道すがら、カキ氷を食べさせてもらう事で、この苦行が帳消しになったことも思い出の一つだ。


今はエアコンの効いた部屋は涼しく、窓を閉じられた部屋に蝉の大合唱も聞こえてこない。
椅子席も用意されて、お年寄りの姿ばかりが目立って、若い家族は少なくなった。
法要が終わった後は、卒塔婆をいただき、戦死して遺骨すら戻らなかった父も入っている先祖の墓に、お供えと花を飾ってお寺を後にした。

以前は「お施餓鬼」と言っていたが、いつの頃からか曹洞宗では施食会(せじきえ)と呼ばれるようになり、案内状もそう記されている。
もともと仏教では、祖先の精霊を供養すると同時に、餓鬼道に落ちて飢え苦しみ続ける多くの霊にも、食べ物を施す施食供養をしていた。
そのため、伝統を守って施餓鬼会とか、お施餓鬼としているところもあるが、自分の先祖も餓鬼かと早とちりする人もいたことから、名称を改めたとのことだ。
仏教界も末節で折り合いながら、伝統を守り続ける工夫をしているが、核家族化や少子化の勢いはとどまらず、今は辛くも古い世代に支えられている。

午後は、栄の美術館で開催中の「二元展」を見てきた。


高校の同級生が出展していたが、本人は足を怪我して会場へは来られないとのことだった。
画題が「手術室幻想」と付けられていたが、何だか、まな板の上の鯉といった印象を受けた。

大作なので、怪我の治療中には描けないだろうし、まさか手術を暗示しているとも思えないので、何とも気になる絵ではあった。

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学生時代の仲間と名古屋で暑気払い

2011年08月09日 | セカンドルーム

 

立秋を過ぎたというのに、名古屋の残暑は厳しく、今週いっぱいは猛暑日が続くようだ。
高温注意情報が出ていて、熱中症に罹らないように、エアコンを適切に使えと注意を促している。
この適切の度合いがよく分からないが、家にいる間はつけっ放しでいないと、熱中症になってしまう。
いったん涼しくなってからの暑さのぶり返しと、エアコンを必要としない飛騨から来たせいなのか、この猛暑は耐え難い。
飛騨の蝉はカナカナと涼しげに鳴くが、街路樹でジージーと騒ぎ立てる名古屋の蝉は、暑さをかき立てるようで鬱陶しい。
蝉にまで八つ当たりしたくなるような、昨日今日の暑さだ。

お昼は名古屋駅セントラルタワーズの割烹「浅田」で、学生時代の仲間と暑気払いをしてきた。

 


品の良い加賀料理は女性好みだが、糖尿や高血圧を抱える仲間が増えたので、程ほどの量で美味しかった。
話題は時節柄、さきの戦争や原発問題など、談論風発でとどまることは無かった。
90才を過ぎた恩師も参加されたが、士官学校出身ならではの戦争秘話や、専門の科学知識に裏付けられた原発問題は、もと生徒が得意とする一夜漬けでは太刀打ちできない。
毎年感じることだが、いくつになっても先生には頭が上がらないし、教わることも多い。

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孫のお供で「リニア・鉄道館」へ行ってきた

2011年08月08日 | セカンドルーム

  

名古屋金城埠頭にあるリニア・鉄道館へ行って来た。


10時前に着いたが、すでに開館を待つ人たちの行列が出来ていた。
夏休みで子供連れの客が多く、人気のシュミレーターやリニア体験コーナーなどは、どこも長い列が出来ている。

 


1階は新幹線や在来線の車両、蒸気機関車などがずらりと並び、懐かしい姿に再会したり、車内の見学が出来る車両も多いので、子供から大人まで、それぞれの楽しみ方が出来る。


2階の歴史展示室や収蔵品展示室には、在来線や新幹線に関わる資料が展示されていて、鉄道マニア以外でも十分見応えがある。
シュミレーターは、新幹線と在来線運転、在来線車掌の3種類があるが、いずれも抽選に当たった人しか体験できない。

 

幸い「在来線運転」が当たり、幼稚園児の孫が運転席に座って操作をすると、前方の画面に景色が映し出され、駅が近づくと減速して定位置に止める操作をする。
ブレーキが遅れるとオーバーランしてしまうので、大人でも緊張することだろう。
孫も真剣な表情で操作をしていたが、運転ミスが続いて、後ろで見ていてもひやひやするが、入門コースを選んだので、電子画面には立派な修了証が映し出された。
超伝導・リニア展示室では、実物大の車両で時速500キロの体験が出来る。
スタート時はタイヤと路面の摩擦音や振動が伝わってくるが、加速すると車両が空中に浮き静かに走行する。
車窓や前方の景色が飛ぶように過ぎていくスピード感は、迫力満点だった。
16年後の営業開始には間に合いそうに無いから、時速500キロの体験が先取り出来てよかった。

 


ジオラマは名古屋を中心に各地の名所旧跡やテーマパークなどが再現され、そのまわりを新幹線や在来線が走っている。
朝の風景から始まり、夜景で終わる20分間は、幼稚園児も未就園児も目を皿のようにして見入っていたが、大人も子供そっちのけで興奮していた。
仕事のあるパパの代役で暑い中を出かけたが、迫力のある展示や日ごろは出来ない体験をして、いい一日を過ごすことが出来た。

 

 

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カブト虫の雄をゲットした

2011年08月07日 | セカンドルーム

 

今朝、玄関の壁に立派な雄のカブト虫が止まっていた。
野生のカブト虫は見るからに堂々として逞しく、掴むと足を突っ張り角をかざして抵抗する。

戦国武将を思わせる勇姿に、子供たちが夢中になる訳がよく分かる。
カブト虫はデパートにいると思っている子供に、こんな逞しい姿を見せてやりたい。

待望のカブト虫の雄をゲットしたので、クワガタ虫に加えてカブト虫の夫婦も揃った。
これで昆虫園児との約束が果たせたので、これから玄関に飛んで来る虫たちは森へ放してやることにしよう。


玄関の片隅には大きなガマが、落ちてくる虫を狙って待ち構えていた。
エサ場としては労せずして満腹になれるので、毎夜ここに出没しているようだ。

山の餌よりうまいものを畑で作って野生動物を誘い、玄関灯を点ければ虫が集まり、それを狙ってガマが来て、やがてヘビもやって来る。
ここは人との住み分けが曖昧になっているので、楽して餌にあり付けるパラサイトたちに手を貸しているような気がしてならない。


午前中は、集落の一斉草刈日で、朝8時に公民館に集合し、道路や水路沿い、通学路、神社などを手分けして草刈をした。
全員が汗拭き用のタオルと清涼飲料水を貰って始めたが、朝から久しぶりの晴天で気温もどんどん上がり、かなりハードな草刈となった。


午後は、トウモロコシ、ナス、キュウリ、トマト、メロン、エダマメ、インゲン、ピーマン、オクラなどをたっぷり収穫して、今日から3日ほど過ごす名古屋へのおみやげにした。
夏は八百屋さん、秋には米屋のおじいさんになるので、それを当てにして我が家のパラサイトたちが寄って来る。

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稲穂の出始め

2011年08月06日 | セカンドルーム

 

昨夜は雨が降っていたが、早朝には上がって雲が空へ上っていった。
曇り時々晴れのすっきりしない天気で湿度も高く、野良仕事をしていると、蒸し暑さで汗がにじみ出てくる。


まだ僅かな数であるが、穂孕みしていた稲の茎から穂が顔を出していた。
初々しい稲穂は小さな白い花をつけ、籾もびっしりと付いている。
今日が稲穂の「出始め」で、あと1週間ほどで「穂孕み」しているすべての茎から穂が出ると、「出揃い」したという。
これから20日間ほどは稲が最も水を欲しがる時期なので、水を切らさないように管理しなければならない。
稲刈りの適期は、稲穂が出揃って35日後と言われているので、順調に行けば9月20日頃に出来そうだ。


これからは病害虫の発生に注意しなければならないので、その発生源となる畦まわりの雑草をきれいに刈り払った。
無農薬ながら今日まで、親の敵をとるように雑草を押さえ込み、竹箒で害虫を払い落としながら出穂にこぎ着けた。
あとは、イノシシの襲来を防ぎ、台風など天候異変の無いことを願いながら、秋には豊作を祝って、賑々しく収穫祭をやりたい。

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朝一番の日課は

2011年08月05日 | セカンドルーム

  カブト雌

朝一番の日課は、玄関周りの点検と畑の見回りである。
玄関灯に誘われて飛んできた昆虫が、網戸や壁に止まっているので、その観察をしている。
今朝もカブトムシとクワガタムシの雌を一匹ずつゲットした。

 クワガタ雌


クワガタの雄は、すでに虫篭にいるので、これでつがいが揃った。
あとはカブトムシの雄を捕まえれば、昆虫園児との約束が果たせる。


畑の見回りは玄関と違って、いつも不安であるが、今朝もそれが的中した。
まだ未熟なタイガーメロンが、無残にもかじられていた。
山側のネットが押し倒されていたので、そこから進入してきたようだ。


倒された支柱を立て直し、弱い支柱を交換して、メロン畑全体をネットで覆った。
腹を空かせたムジナにどの程度通用するか分からないが、守りだけは固めておかないと、来週来る小さなお客に振舞えない。

今日は名古屋から友人二人が来たので、一緒に平湯温泉へ行ってきた。
一人は乗鞍スカイラインをMTBでヒルクライムをするということなので、途中で分かれて別行動をした。
平湯峠から山頂の畳平まで、1時間58分の自己最高記録を出したと、合流地点の平湯バスターミナルに戻ってきたが、疲れも見せず満足そうな顔をしていた。

 


私は正確なタイムを計ってないが、たっぷり3時間は掛かったと思う。
日帰り温泉「穂高荘 やまがの湯」に案内し、疲れと汗を流して、トンボ帰りで名古屋へ帰っていった。
今日は同世代のタフな人と付き合い、元気と刺激をもらった。

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飛騨トマトが最盛期を迎えた

2011年08月04日 | セカンドルーム

 

夏の間は5時に起きて10時頃に寝ている。
午前中は野良仕事をして、昼食を食べた後はフリータイムで、昼寝をしたり本を読んだりして過ごしている。
夕方の1~2時間は田畑を見回り、近所を散歩している。
涼しくなると近所の人たちも外へ出てくるので、人と会話をする貴重な時間になっている。
田畑のことを教わったり、集落の出来事や行事などもここで聞くことが多い。

 


夕方、トマト栽培のハウスに立ち寄ったら、収穫したトマトの出荷準備の真っ最中であった。
コンテナに詰めてJAに出荷するトマトは、ほんのりと赤みを帯びた青いトマトだけである。
赤い完熟のトマトやサイズ外、キズ物は選果場ではねられるので、出荷できない。
農家の人たちは、コンテナで選果場へ持ち込むが、1キロ入りの小箱詰め3箱の納入が義務付けられている。
小箱には生産者の名前が入っているので、出荷したトマトに責任を持たせることと、JAの箱詰めの手間を省く狙いもあるようだ。
JAの選果場でパートの人たちがサイズごとに分け、規格外のトマトを除外していく。
選果が済んだトマトは段ボール箱に詰められて、1日保管された後に大型トラックで各市場に運ばれていく。


農家で摘み取った青いトマトは、3~4日後に店頭に並ぶころ、ちょうど良い色に染まる。
飛騨トマトはほうれん草と並ぶ飛騨ブランドの特産品で、昼夜の温度差やきれいな水と空気が、おいしいトマトを育てるといわれている。
完熟のトマトは10月頃まで、地元の農産物直販所や道の駅などで買うことが出来る。

 

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クワガタムシがやって来た

2011年08月03日 | セカンドルーム

 

久しぶりに青空が広がり、気持ちのいい朝を迎えた。


洗濯をし布団を干している傍らで、ユキも気持ち良さそうに日光浴をしている。
朝の気温は20℃を切っているので、暑がりの柴犬も平気のようだ。

 今朝の収穫


畑の作物も日光をいっぱい浴びて、成長も一挙に拍車が掛かる。
過度な雨に弱いトマトも、一息ついて元気を取り戻してくれるだろう。


稲も70センチほどの背丈になり、この天気がしばらく続けば、間もなく穂を出してくれそうだ。

 


今朝、玄関の壁に、クワガタムシとキリギリスが止まっているのを見つけた。
キリギリスは草むらでギーチョ、ギーチョと鳴いているが、灯りに誘われて飛んできたのだろうか。


クワガタムシはまだ子供のようで、角も体も小さいが掴もうとすると足を踏ん張り、角を振って抵抗してくる。
いつもは裏山に放しているが、来週は昆虫園児が町からやって来るので、しばらく飼うことにした。


箱におが屑を敷き、茸栽培の古いほだ木のかけらと栗の葉っぱを入れ、餌にメロンの切れ端を入れた。
メスのクワガタと、カブトムシのつがいが訪ねてくれるのを期待しているが、果報を寝て待っているようでは駄目かも知れない。

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畑の草取り

2011年08月02日 | セカンドルーム

 

今日の飛騨地方は朝から曇りで、時々にわか雨が降って、相変わらずすっきりしない一日だった。
畑の草刈りは、囲いの中とその周りは済んでいるが、それ以外は残っていたので、涼しい朝から取り掛かった。


キュウリやトマト、ナス、枝豆などの畝の間は、雑草がはびこって地面が見えなくなり、背の低い枝豆は隠れてしまった。
畝の間は草刈機が使えないので、一株ずつ引き抜いていく。
地面が湿っているので、根っこごとメリメリと抜けてくるので気分がいい。

 


引き抜いた草の小山が出来たところで、他のところは草刈機で一挙に刈り払った。


庭や裏山も残っているが、一巡して最初の場所に戻ってくると、すでに草は大きく伸びている。
まるで賽の河原でいたちごっこをやっているようだ。


放って置けば草に埋まってしまうので、どこの家も夏の間は、来る日も来る日も草刈りで大忙しである。
畑や田んぼの中とその周り、農道や家の庭などの他に、草刈り場で堆肥や牛舎用の草も刈る。


刈り取った草は、支柱を中心に円筒形に積み上げて乾燥する。

 去年の8月撮影


集落のあちこちで草の塔を見かけるが、中には3メートルを越す立派なものもある。
干草は山里の風景によく似合うが、暑さに耐えて積み上げた汗の結晶でもある。

 

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