名古屋市名東区に隣接する日進市の、
「岩崎御嶽山」へ行ってきた。
ここに、木曽御嶽遥拝所があることは知っていたが、
訪ねるのは初めてである。
山麓から頂上まで、車道が通っているが、霊神場を巡りながら、
途中で御嶽神社に参拝し、さらに山頂まで続く、大小の霊神場を訪ね歩いた。
山中には、御嶽教の講社や教会単位で、数多くの霊神場があり、
数千基の霊神碑が建っている。
御嶽教の信者は、「山から生を受け、再び山へ帰る」と言われ、
木曽御嶽山中には、山に帰った人たちを祀る霊神碑が、山麓から山頂まで林立している。
木曽御嶽は、霊山独特な雰囲気が漂ってくるが、住宅街に囲まれた
岩崎御嶽山も、似たような霊気を感じた。
特に草に覆われて、お守りする人のいない霊神場は
寂寥感が漂ってくる。
また、この山は、神仏習合や多神教の色彩も強く、御嶽教以外にも、
阿弥陀如来から神武天皇、弘法大師、不動明王、阿修羅天狗など、
ヤオヨロズノ神仏が集うパワースポットの様相を呈している。
今回は、石碑や石像の一部を紹介し、残りは折を見てUPします。