旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

ブライトンの記憶~「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を読んで

2020-04-05 19:31:30 | イギリス
今、旅行全てが止まってしまった。この機にこれまで読んできた本と旅とをふりかえってみよう。
本屋大賞を受賞した「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」はイギリス南部、ドーバー海峡に面したブライトンに住む家族の話
※こちらに感想載せました
**ブライトンへは三度ほど訪れたことがある。
2011年の《手造の旅》で一泊した。
夕食に出て、ブライトンでいちばん有名な観光箇所だろうロイヤル・パビリオンの前で撮った一枚↓

18世紀後半の国王ジョージ四世の趣味でインド調の建物になっている。
ドーバー海峡に面したプロムナードはここから徒歩すぐ↓

中世にはニシン漁の街だったが産業革命以降にリゾートタウンとして発展した。
↓こういうシアターもある(^.^)

今ではちょっとクラシックな街並みが良い感じ↓

海に突き出したピアが19世紀の雰囲気↓

「ぼくはイエローで…」の中では労働者階級のあんまりきれいでも安全でもない街として描写されているが、中心部の観光エリアを歩いただけではあまりそんな心配な感じはなかった。

《手造の旅》でブライトンに泊まったのは「ドーバーの白い壁」が見たかったから↓

えんえんと続く白く高い断崖は紀元前一世紀にローマからやってきたカエサル(シーザー)も見た。
この白い色からブリテン島のラテン語名「アルビオン(白い)」が命名されたのだ。
1990年ごろにパリからロンドンへの飛行機から見つけてその美しさに窓に顏をくっつけて追っていた。

「いつかこの白い崖を間近で見たい」と思っても、そういうパッケージツアーはほとんどなかった。
なので、イギリス南部の庭園を回る旅の中に入れたのである↓
↓訪れたタイミングはほんとによかった。

天気が良くなければ楽しめない場所であります↓

2011年の五月には、まだこのブログは書きはじめていなかったので、
次回、庭園などについても書いてみたいとおもいます。
覚えているか、不安(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする