旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

トルコ領クサダシ

2020-04-19 07:00:32 | ギリシャ
2007年9月、2011年4月《手造の旅》ギリシャより

地中海クルーズの船はトルコ領クサダシへ到着。国父=アタチュルクの描かれたトルコ国旗がひるがえっている。
半日の停泊中にエフェソス遺跡への観光バスに乗るのがツアーの定番だが、この港町を歩くのも悪くない。

クサダシという地名は港から細い防波堤でつながれた↑この小さな島に由来する。
Kuşが「鳥」、adaが「島」という意味。鳥がたくさんいたのが印象的な島だったんでしょう

↑この島は18世紀はじめに画かれた版画にも描かれている↓


防波堤には漁船がたくさんつながれている

泳いでいる小魚もみえる

魚を売るよりも観光客相手の方が確実に稼げるのだろう

現金収入というのは大事だ
島の城塞へ↓

この港と城塞は15世紀ごろにジェノヴァ、ヴェネチア、ビザンチン(東ローマ)の勢力下につくられた。
※それ以前はカディカレシ・アナイアという今は青銅器時代からの遺跡まで残る丘が中心だった。


↑オスマントルコ時代になってからも↑ムスリムの墓がある


修学旅行かな
**
島から出て、丘につくられたかつての城塞都市を歩いてみよう

港近くのバザール

ムハンマドの誕生祭の飾りがあった

モスクの尖塔
↓城壁の名残

朝の街角ではパン屋が大忙し

チャイハネでひとやすみさせてもらおう


胡麻のいっぱいついた「シミット」は万人うけする

↓急な坂を下りて船にもどる

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする