2008年《手造の旅》モンゴルより
いったいどれだけ大きいんだ…
テレルジからウランバートルへの途中、
今年(2008)開業予定のチンギス・ハーンの巨像があるというので寄ることにした。
周囲になにもない草原のど真ん中にこんな施設をつくってしまうのか。
高さは四十メートルにもなる世界最大のチンギス・ハーン像だそうな。
建物の中はがらんとして、たしかにまだ正式オープン前。
それでも馬のたてがみ部分にある展望台までのぼらせてくれた。
鞍の上、またぐらの部分から出てくると・・・
巨大な尊顔がこちらをにらんでいる。
手に持っているのは「金の鞭」。
まだチンギスの名前を得る前のテムジンがここでひろったと考えられている。
草原で鞭を拾うのは遊牧民にとって吉兆だそうな。
※我々日本人が「鞭」ときいて思いえがくものとは形が少しちがう
確かに金色になっている。
草原というのは我々には道などないように見えるが、遊牧民にはある程度の方向が見えていて各自その方向にむけて走る。
車の時代になっても馬の時代と走り方が変わっていないのがこの轍をみているとよくわかる。
前の車のうしろについてはしると砂埃がまいあがってちっとも快適でないせいなのだと、一度でも走った者は理解できる。
遠くに見える丸い点々は何?
これはツーリスト向けのゲル(遊牧民の丸いテント)を立てるコンクリートの基礎にちがいない。
この巨像のまわりを集中開発して一大観光施設にする計画がみえた。
それにしても巨大すぎて
展望台は狭いので、全体像がうまく写せません。
※数年後には団体ツアーの定番立寄り場所になっていったようです
ウランバートルまで五十キロほど
**
我々の車は乗合バスと同じカタチをしているので、草原で手を上げて止めようとするひとにであう。
すいません・・・
いったいどれだけ大きいんだ…
テレルジからウランバートルへの途中、
今年(2008)開業予定のチンギス・ハーンの巨像があるというので寄ることにした。
周囲になにもない草原のど真ん中にこんな施設をつくってしまうのか。
高さは四十メートルにもなる世界最大のチンギス・ハーン像だそうな。
建物の中はがらんとして、たしかにまだ正式オープン前。
それでも馬のたてがみ部分にある展望台までのぼらせてくれた。
鞍の上、またぐらの部分から出てくると・・・
巨大な尊顔がこちらをにらんでいる。
手に持っているのは「金の鞭」。
まだチンギスの名前を得る前のテムジンがここでひろったと考えられている。
草原で鞭を拾うのは遊牧民にとって吉兆だそうな。
※我々日本人が「鞭」ときいて思いえがくものとは形が少しちがう
確かに金色になっている。
草原というのは我々には道などないように見えるが、遊牧民にはある程度の方向が見えていて各自その方向にむけて走る。
車の時代になっても馬の時代と走り方が変わっていないのがこの轍をみているとよくわかる。
前の車のうしろについてはしると砂埃がまいあがってちっとも快適でないせいなのだと、一度でも走った者は理解できる。
遠くに見える丸い点々は何?
これはツーリスト向けのゲル(遊牧民の丸いテント)を立てるコンクリートの基礎にちがいない。
この巨像のまわりを集中開発して一大観光施設にする計画がみえた。
それにしても巨大すぎて
展望台は狭いので、全体像がうまく写せません。
※数年後には団体ツアーの定番立寄り場所になっていったようです
ウランバートルまで五十キロほど
**
我々の車は乗合バスと同じカタチをしているので、草原で手を上げて止めようとするひとにであう。
すいません・・・