啓蟄の末候
菜虫化蝶
なむしちょうとなる
字の如く
さなぎで越冬して
蝶となって空を飛ぶ
完全変態です
蝶や蛾はかみさまの化身だといわれていて
鳥もそうですけれど
飛ぶだけで
その場の波動が変わるそうです
凄いひとたちです
ふっと思ったのがガーデニングの殺虫剤
あれは葉が齧られ
よろしくない
という理由で
庭に巻く人たち
それを売る園潔ョ
あれは好きじゃない
だんごむしが害虫とされ
確かに食べるけど
いいじゃんと思う
それより
殺虫剤で
どれだけの生態系が毒でやられてしまうか
虫はもちろん
土の中の微生物
花を咲かせて
その中にも殺虫剤の毒が含まれているから
来た蝶や小鳥も毒を体内に入れ
それが死に絶え
それをまた食べる虫
循環する毒
彼らにとっては
もの凄いこと
人間は
福島の原発が爆発したことによって
土や水
海
空が汚染されたことを知らされる
それとまったく同じことが
きれいな花が咲く庭で
この春も撒かれる
スプレーされるのかと思うと
ガーデニングという言葉も
嫌いになりそう
みんながみんな
殺虫剤を使うわけではないだろうけれど
一度誤って園潔ョで殺虫剤を買おうとしたことがあった
それで園潔ョに買う直前に訊いた
「これって生態系に毒ですか」
「そうです」
やはりと思って
すぐに買うのをやめた
ともかく
蝶と蛾を大切に
せっかく越冬したんだから