kotoba日記                     小久保圭介

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蛙始鳴 かわずはじめてなく

2018年05月05日 | 二十四節気 七十二候
立夏 初候


蛙始鳴  かわずはじめてなく

カエルがまあ田んぼとか
野とかで
鳴きだすよ
街中ではあまり
聞こえなくなったけど
ちょいと田舎にいけば
夜なんざ
ほどなく
めちゃくちゃ鳴くよ
っていう季節

虹始見 にじはじめてあらわる

2018年04月15日 | 二十四節気 七十二候
清明 末候

虹始見 にじはじめてあらわる

まさしく今朝
雨あがりのくもり空
少し晴れていて

早朝
今日からの七十二候を思って
西の空を見ていた
虹が現われるかもしれない


ずいぶん
早くに起きて
昨夜の雨の激しさのあと
ベランダの土は
湿って

部屋の湿度もあって

風は昼すぎから
吹き始め
夕刻
音を出して
吹いている

今日あたりから
虹が見える季節になってきました



雷乃発声かみなりすなわちこえをはっす

2018年03月31日 | 二十四節気 七十二候
春分の末候

雷乃発声

かみなりすなわちこえをはっす

あったかくなってきて、
寒かったり暑かったりして
大気が不安定になり
雷が鳴りだす時期です

初雷と春雷

それにしても
雷が声を発するなんて
なんて粋な言い方でしょう
いいなあ



菜虫化蝶なむしちょうとなる

2018年03月16日 | 二十四節気 七十二候
啓蟄の末候

菜虫化蝶
なむしちょうとなる


字の如く
さなぎで越冬して
蝶となって空を飛ぶ

完全変態です

蝶や蛾はかみさまの化身だといわれていて
鳥もそうですけれど
飛ぶだけで
その場の波動が変わるそうです
凄いひとたちです

ふっと思ったのがガーデニングの殺虫剤
あれは葉が齧られ
よろしくない
という理由で
庭に巻く人たち
それを売る園潔ョ
あれは好きじゃない
だんごむしが害虫とされ
確かに食べるけど
いいじゃんと思う
それより
殺虫剤で
どれだけの生態系が毒でやられてしまうか
虫はもちろん
土の中の微生物
花を咲かせて
その中にも殺虫剤の毒が含まれているから
来た蝶や小鳥も毒を体内に入れ
それが死に絶え
それをまた食べる虫
循環する毒
彼らにとっては
もの凄いこと

人間は
福島の原発が爆発したことによって
土や水

空が汚染されたことを知らされる
それとまったく同じことが
きれいな花が咲く庭で
この春も撒かれる
スプレーされるのかと思うと
ガーデニングという言葉も
嫌いになりそう
みんながみんな
殺虫剤を使うわけではないだろうけれど
一度誤って園潔ョで殺虫剤を買おうとしたことがあった
それで園潔ョに買う直前に訊いた
「これって生態系に毒ですか」
「そうです」
やはりと思って
すぐに買うのをやめた

ともかく
蝶と蛾を大切に
せっかく越冬したんだから








草木萠動

2018年03月01日 | 二十四節気 七十二候
雨水の末候は
草木萠動
そうもくめばえいずる

です
ああやっと春らしくなってきて
冬が終わったっていう感じの中
やっぱり
一番最初に目で見える変化は
草です
草が芽を出し
芽ぶき寸前であったり
小さな草が敷石の間から
その緑を見せてきたり
草の群が土手に生えてきたり
毎日
そこかしこ
植物が土から出てくる
こんな季節は
人も家から出てきて
ふらつきますね



霞始靆かすみはじめてたなびく

2018年02月24日 | 二十四節気 七十二候
あたたかいです
二十四節気を五つに分けて
七十二候(しちじゅうにこう)は
雨水の次候となり
霞始靆と
めちゃくちゃむつかしい漢字で
かすみはじめてたなびく
と読みます
こんな字は書けないので
コピペです

乾燥して鼻うがいが欠かせない季節から
やっと空気に湿度が出てきて
遠くに見える景色が
なんだか
かすんで見えてくるような
そんな空気の変化が始まったべ
かすみがたなびいて見えるべえ
っていう意味みたい

次はいよいよ五日後の雨水の末候