本当の鳥の声だと思っていました。
今日、どこにいるのだろう、
と見上げても、
判らない。
鳴き方が定まっていて、
え、
と、
思い、
これは、録音だ、
偽鳥だ、
と気がつきました。
労働場の、
敷地内から、
それは聞こえ、
どこかにスピーカーがあるのです。
偽鳥の鳴き声でも、
気分は悪くないので、
僕は聡怩アけました。
青天です。
今日は、
何かおかしいな、
妙だな、
と思ったら、
秋分の日でした。
やっと暑さも和らぎ、
過ごしやすく、
今日から、
中断していた手弁当の再開です。
暑さは、
やる気を奪うことに、
涼しくなって改めて、
気づきました。
足のわるい人が、
「タクシー来ないかな」、
と後ろを振り返りながら、
大通りまで歩いてゆきました。
来たと思って、
手を挙げたら、
空車じゃなくて、
「空車じゃない」
と僕が言い、
無言で、
時折、
振り返り、
西に向かって、
歩いてゆきました。
雲は南東へ、
ゆっくり向かっていて、
地上の旗は南風を示していました。
今日、どこにいるのだろう、
と見上げても、
判らない。
鳴き方が定まっていて、
え、
と、
思い、
これは、録音だ、
偽鳥だ、
と気がつきました。
労働場の、
敷地内から、
それは聞こえ、
どこかにスピーカーがあるのです。
偽鳥の鳴き声でも、
気分は悪くないので、
僕は聡怩アけました。
青天です。
今日は、
何かおかしいな、
妙だな、
と思ったら、
秋分の日でした。
やっと暑さも和らぎ、
過ごしやすく、
今日から、
中断していた手弁当の再開です。
暑さは、
やる気を奪うことに、
涼しくなって改めて、
気づきました。
足のわるい人が、
「タクシー来ないかな」、
と後ろを振り返りながら、
大通りまで歩いてゆきました。
来たと思って、
手を挙げたら、
空車じゃなくて、
「空車じゃない」
と僕が言い、
無言で、
時折、
振り返り、
西に向かって、
歩いてゆきました。
雲は南東へ、
ゆっくり向かっていて、
地上の旗は南風を示していました。