土手に、
すすきのようなものが、
生えていました。
それを見つけました。
顔見知りの、いつも青いシャツを着た人に、
「これって、すすきですかね?」
と僕。
ええ?
という顔をして、
僕の先導に従って、
すすきらしきところに、
接近。
「違う」
と青いシャツの人が言いました。
「え! 何ですか?」
と少し大きな声を出して僕は訊くと、
「草」
と青いシャツの人は言いました。
すすきではない、
ということは断言して、
総称を発された途端、
僕は真面目に「草」
と言った青いシャツの人は、
面白いなあ、
と思いました。
枯葉が路に目だち、
時、
涼風、
来、
and、陽。
台車を引いた老人が、
西へ向かった。
脳が記憶している詩句が、
現在で顕在化され、
声は出さずに、
発していた、
「花はなぜ美しいか ひとすじの気持ちで咲いているからだ」(八木重吉)
ととと、
と音がして、
セスナかと思、
いや、ヘリコプターだった、
南東へ向かった。
午後、
金色の蝶の、
つがいを発見。
続いて、
金色のトンボも。
夜は、
8時に、
唐黷驍謔、に、
眠る。
すすきのようなものが、
生えていました。
それを見つけました。
顔見知りの、いつも青いシャツを着た人に、
「これって、すすきですかね?」
と僕。
ええ?
という顔をして、
僕の先導に従って、
すすきらしきところに、
接近。
「違う」
と青いシャツの人が言いました。
「え! 何ですか?」
と少し大きな声を出して僕は訊くと、
「草」
と青いシャツの人は言いました。
すすきではない、
ということは断言して、
総称を発された途端、
僕は真面目に「草」
と言った青いシャツの人は、
面白いなあ、
と思いました。
枯葉が路に目だち、
時、
涼風、
来、
and、陽。
台車を引いた老人が、
西へ向かった。
脳が記憶している詩句が、
現在で顕在化され、
声は出さずに、
発していた、
「花はなぜ美しいか ひとすじの気持ちで咲いているからだ」(八木重吉)
ととと、
と音がして、
セスナかと思、
いや、ヘリコプターだった、
南東へ向かった。
午後、
金色の蝶の、
つがいを発見。
続いて、
金色のトンボも。
夜は、
8時に、
唐黷驍謔、に、
眠る。