木曜日 晴
今朝、聡怩オていた。
ちりとりに枯葉を集めていた。
イチョウの枯葉は薄い黄色で、
ちりとりに入れてから、それは蛾の屍だと気づいた。
しばらくそうして聡怩オた。
でも、蛾が気の毒になり、ちりとりを道路にぶちまけた。
蛾の屍をさがす。小さいし、もう粉々に近かったので、判らない。
手袋でゴミをかき分けたけど、判らない。
ツバキノオジが来て、どうしたのだ、と言う。
「オジ、間違えて蛾の屍、曹「てしまった」
しばらくして僕はあきらめた。
「小久保君、探したんだから神様は許いてくれる」
「ほうやな」
「そうじゃ」
と聡怩ア行。
蛾の屍をちりとりに入れたところを見てみたら、
そこに屍の一部があった。
「オジ! あったぞ!」
「そうか!」
とオジは駆けてきた。
で、近くのプランターの土に指を入れて、穴をほり、
蛾の屍を入れ、土をかぶせ、しゃがんで二秒合掌した。
これで僕は僕の気が済んでほっとした。
ーーー
朝も過ぎてくると人々がつまらなそうな顔をして、
道を急ぐ。
そんな中に自転車に乗って布教活動をしている外国人の青年がいる。
キリストという文字が自転車や青年の衣服に書いてある。
自転車に備えられたスピーカーから、
テープでキリストの教えが流れている。
僕はその痛ましいほどの純粋さに、
宮澤賢治の友人を重ねていた。
今、名前が出てこないのですけど、
やはりキリスト教だったと思うのですけど、
裸に近いかっこうで花巻の町を毎日、布教活動をしていた賢治の友人。
そうとうの距離を毎日歩いていたという。
誰もが相手にしなかったという。
自転車に乗って、布教する青年は、
一日どれぐらいの距離を走るのだろう。
朝は、誰もまだ汚れてはいない。
少し経つとすぐに汚れる。
だから仕方なく空を見ては、「ヨシ」とさせる。
今朝、聡怩オていた。
ちりとりに枯葉を集めていた。
イチョウの枯葉は薄い黄色で、
ちりとりに入れてから、それは蛾の屍だと気づいた。
しばらくそうして聡怩オた。
でも、蛾が気の毒になり、ちりとりを道路にぶちまけた。
蛾の屍をさがす。小さいし、もう粉々に近かったので、判らない。
手袋でゴミをかき分けたけど、判らない。
ツバキノオジが来て、どうしたのだ、と言う。
「オジ、間違えて蛾の屍、曹「てしまった」
しばらくして僕はあきらめた。
「小久保君、探したんだから神様は許いてくれる」
「ほうやな」
「そうじゃ」
と聡怩ア行。
蛾の屍をちりとりに入れたところを見てみたら、
そこに屍の一部があった。
「オジ! あったぞ!」
「そうか!」
とオジは駆けてきた。
で、近くのプランターの土に指を入れて、穴をほり、
蛾の屍を入れ、土をかぶせ、しゃがんで二秒合掌した。
これで僕は僕の気が済んでほっとした。
ーーー
朝も過ぎてくると人々がつまらなそうな顔をして、
道を急ぐ。
そんな中に自転車に乗って布教活動をしている外国人の青年がいる。
キリストという文字が自転車や青年の衣服に書いてある。
自転車に備えられたスピーカーから、
テープでキリストの教えが流れている。
僕はその痛ましいほどの純粋さに、
宮澤賢治の友人を重ねていた。
今、名前が出てこないのですけど、
やはりキリスト教だったと思うのですけど、
裸に近いかっこうで花巻の町を毎日、布教活動をしていた賢治の友人。
そうとうの距離を毎日歩いていたという。
誰もが相手にしなかったという。
自転車に乗って、布教する青年は、
一日どれぐらいの距離を走るのだろう。
朝は、誰もまだ汚れてはいない。
少し経つとすぐに汚れる。
だから仕方なく空を見ては、「ヨシ」とさせる。
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