kotoba日記                     小久保圭介

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アサッテの人、読む

2007年08月19日 | 文学
やっと、読む。
僕は初めて文藝春秋買いました。
やっぱ、選評読んで、でなきゃ、かなり難しいかも、と不安だったから。

ところが、
面白いです。
これ。
たぶん、たぶん、ですけど、諏訪さんって、
きっとですけど、藤井貞和、マジでバリバリ読んでるって思った。
あと、吉増剛造も。
言葉の小説、っていうふれこみがあったから、
読んでみたのですけど、
なるほど、確かに! と。
芥川賞、獲って良かった。
じゃなきゃ、知らずにいたから。

買った本屋だったけど、
ちょうど、僕の前のおとーさんが(ジョギングの恰好だった)、
やはり気色悪い装丁の文藝春秋を持って、
僕も持って、ああ、同じ問題意識だ、
と思いきや、
ゆっくりした店員さんに腹を立て、
「カウンターはここだけか!」
と怒鳴っておりました。
そんな、ゆっくりやればいいじゃん、
と思。、

そんな何週間前の本屋の思い出も合わせて、
雷ゴロゴロ鳴って、という記憶と一緒に、
「アサッテの人」、という本も、その言葉達も、
いっしょくたになって、イメージとして残るのでしょう。
でも、マジ、思ったより、判りやすかったし、
面白かったです。小説の構造、面白い。

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