宮沢賢治は
良いです
文学の中でも
最高峰の文学者です
おそらく宇宙人だったんではないかなと思う
人々の畑や田の肥料の配合を頼まれて
その人の田畑の土を
分析するために
食べたそうです
アルカリ性か酸性か
もっと詳しく計量もしたと思うんですけど
どんな肥料が必要なのかを計算するために
土を食べたそうです
ミミズみたいですねミミズも土を食べるんですよ
あと教師をやっていた時期
夜中
山の中を駆け回っていたそうです
明け方降りてきたそうです
宗教学者の中沢新一はこう言っています
宮沢賢治はおそらく山の中で
たくさんのものを見てたくさんのものを聞いたんだろう
と思います
よだかの星は
最後の行だけ
ですます調になっています
まだ光っています
今名古屋で谷川俊太郎の父親である哲学者の谷川徹三の個展が開かれています
谷川徹三は
日本の中で最高の詩は
『雨ニモマケズ』
だと言っています
それから私はこの詩が
なぜ最高の詩なのかずっと考えています
私も最高の詩だと思います
37歳で空に帰っていますけど
その37年間で
膨大な仕事をしています
死後
になって
宮沢賢治の名は知られました
草野心平や三好達治の尽力です
言葉の人であり
科学の人であり
仏教の人であり
農民であり
教師であり
作曲家であり
作詞家であり
努力の人でした
東北はずっと飢餓に苛まれ
どんなに頑張っても米は取れず畑もダメで
宮沢賢治は奔走して何とかならないものかと頑張ったでも駄目だった
宮沢賢治が死んだその年の秋
東北は大豊作だったそうです
宮沢賢治が書いた
『農民芸術概論綱要』
の中で
こういうことを言っています
世界全体が幸福にならない限り
個人の幸福はありえない
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