南紀ワイドビューの車窓から。
場所は尾鷲から熊野市駅の間。
ここら辺から大きく「熊野」という名称で呼ばれている。
5月に来た時は構えていたので、
熊野に跳ね返された。
今回は、すでにここらあたりから、
熊野が両手を広げている感覚があるような気になっている。
熊野父と会食、海へ。
そして、風呂聡怩キる。
洗面器等、たくさんの入浴用具を、
100円ショップ、ジャスコで購入。
かなり気合を入れて聡怩オたので、
満足。熊野父も、
夜遅く、「きれいになったな」
と発す。
熊野父はのん兵衛であり、
よる遅くまで歓談。
78歳。
熊野に来ても自転車に乗っている。
海岸道路を新宮方面へ3キロほど。
用事でホームセンターに行ったけれど、
果たせず。
だがしかし、
向かうは中上健次のいる新宮方面。
盆であるし、
「健次さんが待とおる」
とひとりごち、ペダルを漕ぐ。ハイになる。
いたるところに迎え火。
熊野をあるいていると、
民家の部屋の中に、
盆の景あり。
それは、小規模な葬式のよう。
名古屋では見られない風習。
改めて、
空の大きさ、
海の大きさに、
立ち止まり、見る。
海がある町か、
そうでないかは、
何かが、
決定的に違う。
海の力というのは、
その大きさからしても、
すごい。
早めに、熊野大花火のTシャツを何枚か買う。
白いTシャツを熊野父に。
僕は赤と黒。
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