うな丼とカツ定食

昼、うな丼とカツ定食を食らう。
風邪、良くならないかな、と思って。
近くの店で、ランチ時に。
これが安い。うな丼とカツ定食を食べても、
１３００円也。
今度、昼時、客人が来たら、ここに来よう。

風邪、

風邪、咳、ぶり返し。薬、飲む。
睡眠。

美しい音楽を聴きながら、養生。

ベース

ゲオで、古本「Ｂ型自分の説明書」を買う。
読む。大笑いする。

夕刻から、川口邸へ。
ベースギターがあるというので、
弾かせてもらう。５弦ベース。
川口さんはギターとピアノ。
僕はギターには一切触らず、
ベースギターのみ。
マジで、ベースギターを買おうと思っていた程なので、
今日、弾けてよかった。
熱いセッションは数時間にも及び、
帰り、ラーメンを食べて帰宅。

コカコーラ

セザンヌ先生に会いに行きました。
「今の季節は、体温調節が難しく、みんな体調をこわします」
と先生は言います。
「どうも免疫力が弱って、風邪をひいてしまいました」
と僕が言うと、
「免疫力が弱ったら、とんでもないことになります」
とセザンヌ先生は言いました。
つまりは、免疫力なんていう言葉を、
簡単に使うな、と諭されたようです。
体温調節をするために、
体はもの凄いエネルギーを費やすというのが、
セザンヌ先生の一貫した考え方。
それから、油絵の匂いについて、
「あれが匂うんだ、べたべた服に着くし」
とセザンヌ先生は笑って言いました。

帰ってから、映画鑑賞です。
「アキレスと亀」のラストシーンで、
画家の北野武が、路上で、コカコーラの缶を売るシーンがあります。
その缶は錆びていて、半分、朽ちているものです。
谷川俊太郎が「コカコーラレッスン」を出版したのが、
調べてみると１９８０年です。
コカコーラはアメリカ文化の象徴として谷川は詩にして、
北野武が現代、レッスンは終え、
朽ち果てて、錆びてるコーラの缶を映画で出しました。
続いて、
「実録・連合赤軍　あさま山荘への道程」を観ました。
エロティックな映画だと思いました。

いとうたかお

いとうたかおのＣＤを続けて終日聴いていました。
あとラブリーでのライブテープを僕は所有していて、
それも聴きました。
ペケって、一体なんだろう、と聴きながら、思っていました。
この人は何だろう、といつも思い、何も答がでません。
ある友人と話していると、いつの間にかペケの話で、
熱がお互いに帯びてきます。
ペケの歌のスピリチュアルは、
僕を楽にするだけではなく、
生きる力をくれるので、
弱っている時にはよく体に効くのは確かです。
いとうたかおとは一体、何か？
きっと、ずっと判らないまま、
ただ僕は聴き続けているような気が、
今後もするのです。
ペケとは、いとうたかおとは一体何なんだろう、
と静かに歌を体に入れていました。

ダウン

風邪をひきました。
コンピュータでいうと、
フリーズが何度かあって、
再起動を何度かして、
そして、システムダウンという次第です。
容量オーバーで、しばらく使用禁止といったところです。

菜の花

花があちこちで咲いていて、
桜が目をひきますけど、
僕は菜の花がかなり好きで、
あの葉の緑と花の黄色のコントラスト、
土に近い場所で咲くということが、
どうしてだか好きです。
小さい花になればなるほど、
見つけたとき、あ、と思います。
しゃがんで見ることはなくなりましたけれど。

熊野桜

今朝、河上ホテルに僕は泊まって、
うぐいすの鳴き声で目が醒めました。
ホテルの大きな窓から、
井戸川や熊野市駅が見えます。
桜が咲いていて、
思えば、僕は熊野に何十回も来ているのに、
熊野で桜を見たのは今回が初めて。

朝ご飯の後、
兄が図式作業をしている間、
父と井戸川を上流に向かって、歩んでみました。
写真は、後ろを海にして、左岸と右岸の両の桜です。
父はさほど桜に興味を抱かずですけれど、
熊野に来ると何もかもがきれいに見えます。
桜道を父と歩んでいると、
熊野桜、と思いました。
まあ、何でも「熊野」をつければいいという訳じゃないけれど、
熊野は、と、熊野という字を打つだけで、
僕は言い知れぬエナジーを感じます。

カモメ

今日から熊野入りです。
昨夜から兄が家に一泊して、
今朝、８時のワイドビュー南紀で、熊野へ。
思いも寄らず、父が駅で待っていてくれました。
兄が用事を済ませている間、
僕と父は海に行きました。
空は曇っていて、
波打ち際で、父と僕は、腰を落とし、
あ、鳥だ、
と僕が言う。
ああ、
と父が言う。
カモメだ、
と僕が言うと、
ああそうだ、
と父が言います。
父は隣で煙草をふかして、
どっかりと浜に座り、
海を見ています。
そして故郷は渥美半島の海と、
ここ熊野灘が繋がっていることを、
話し出します。
カモメの群が飛んで行く方に、
魚がいて、
僕らは目でカモメを追いましたけど、
カモメは新宮の方に飛んでいき、見えなくなりました。
風はなく、静かな海を、
父と一緒に見ていました。
「前ね、ここらで寝そべっていたとき、びちゃびちゃ音がしたんよ」
と僕は言います。
「それで何だろうって、波の音でもないし、起きて見てみると、
波打ち際に小魚の群が来ていて、それが跳ねてる音やったよ」
と僕は言います。
「ああ、そうか」
と父は言います。
以前、海から僕らは陸にあがってきたこと、
体が今でも海の記憶を持っていることなんかを話しながら、
海を見て、
少し寒くなってきたので、
家に帰りました。
雨が降り出して、
夜には本降りになりました。
兄と三人で、
おいしい魚を食べ、お酒を飲み、
夜遅くまで飲んでいました。
父の話に兄が真剣な表情でうなずき、
僕は父と兄を見ていました。
声高く響く、笑い声と笑い声がぶつかって、
夜が、僕らにお酒を酌みました。

水野さん

朝、４トントラックの運転手の水野さんが、
僕を手招きしました。
行ってみると、
古くて青い４トントラックの、
荷台と運転席の間に、
鳥の巣がありました。
「毎年、ここに作る」
と水野さんは鳥の巣を見て言います。
でも、実際は、水野さんの言葉はとても聞き取りにくく、
どこの出身か判らないし、聞いたことがない方言です。
でも凄く目がきれいな人で、きれいなおじいさんです。
背は小柄で、朝早く起きるのが似合いそうな人です。
「卵が」
とひどく訛った風に言うので、
見てみると、
巣に小さなグレイの卵が３個ありました。
当然、トラックは野外の工場（こうば、と職人さん達は発音する）に置かれていることが多く、
こうして労働場に移動するのですけど、
親鳥はトラックが帰ると巣に来て、
卵を守ろうとするらしい。
「ひなは孵るんですか」、
と水野さんに訊くと、
「毎年、孵る」
と訛って言います。
鳥は、水野さんのトラックに、
毎年、巣を作り、
水野さんは淡々とトラックに荷を積み、
卵は日々、エンジン音と共に移動しながら成長して、
水野さんのトラック、ラジエーターの隣から、
殻を破り、巣立っていくのです。
水野さんという木のような人に、
微笑まれながら、
親鳥は夜になると、
卵を抱いているのでしょう。
それにしても、
水野さんの方言はどこだろう、
といつも思うのですけど、
そんなことはたいしたことじゃない気もしてくるのは、
水野さんの在りようの、せい。

風のすること

猛烈に風が強い日でした。
コーヒー屋の、モーニングサービスが書かれたイーゼルが唐黷ｽり、
飲み屋の看板が唐黷ｽりで、
風のすることを見ていました。
それでも、陽は風とは関係なく、
気持ち良い光を降らせてくれるのですけど、
風のすることは圧涛Iで、
旗がバタバタと音を立てて、
ちぎれそうになったり、
旗のメ[ルもしなっています。
高いビルの上に毎日掲げられている日の丸も、
風で飛んでゆきそうです。
高い所の風向きと、
低い、地面から数メールの風向きが、
違っているのが判りました。

納豆

朝起きるのは、早出の時間によって、
毎日変わるのですけれど、
今は朝日がちょうど昇る時刻に、
布団を出ます。
カーテンをあける前に、
朝の印の、
鳥の声や、カーテンの隙間から、
陽の色の薄い黄色が見えます。
カーテンをあけると、
オレンジ色の太陽が、
遠く山の上に出ていて、
まっすぐな光を全身に浴びるという、
清々しい朝でした。

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最近、早出が多いので、
朝食は簡単におにぎりを持っていくのですけど、
納豆も持っていきます。
朝、労働場で納豆を食べる機会を逃すと、
昼に食べることになり、
これがまたおいしい。
納豆は朝という習慣ですけど、
昼の納豆もなかなかおいしい。
暑くなりかけてきている最中、
空の青の下、納豆を食べました。

友人の息子さんが、
納豆が大好きで、
納豆が冷蔵庫にないと、
怒るらしいです。
その話を友人宅でお酒を飲みながら聞いて以来、
僕もだんだん納豆が好きになってきて、
今では常食、多いときは一日で３パック食べる時もあり、
刻んだネギは、パックに入れて、
いつも冷蔵庫に入っています。
そのうち、納豆と大豆を混ぜて、
納豆を生産してみたいのだけど、
オジや友にその話を聞くたびに、
あー、作ってみたいと思うのだけど、
おいしくないらしい。。。
でもこんどためしてみよう。