Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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アンダーパネル修正

2018-08-05 20:50:02 | Ferrari 126C Turbo
今日も快晴ですね〜
暑過ぎです・・・もう一ヶ月くらい雨が降っていないですね。
畑と中庭の花壇は簡易型のスプリンクラーで撒水しています、半日位は水を使いっぱなしですね。
有り難い事に水は豊富に有るらしい節水のお知らせは聞いていません(笑)

昨日は隣町の松江市で水郷際が開催されたらしく・・・夜の花火見学の為に浴衣でお出かけの若い女性を見ましたが・・・
浴衣も結構暑そうですね〜
Tシャツに短パンの方が楽そうです・・・。
さすがにここまで暑いとバテますね〜僕はまだ大丈夫だと思うけど・・・。
今日も畑の潅水をしながら先日の熱中症の原因になった梅の木の伐採ゴミを片付けました。
まだ切って燃やす準備をしただけですが・・・それだけでも上着は汗でビショビショになります。
それが一段落したら今度は台風の接近の準備でガレージ前からガーデンに向けての100mも有ろうかと言う側溝を掃除しました。
と言うのもこの側溝は中央部分が少し陥没しているらしく水の流れが悪くなっていまして水草や藻が生えて来るんですね。
そうしますとてきめんに水の流れが悪くなりまして側溝から雨水が溢れ返ってしまうのです。
まあそうならない様に事前に掃除をしておきます・・・すると台風が来なかったりするんですよね〜(笑)
本当は少し雨が降って欲しいんだけど・・・。

暑いですからね、もちろんこの作業は私一人で行なっています。
水草の水分が抜けたら片付けますが・・・これも多分一人でやりますよ(笑)

さて午後からはアトリエにこもって仕事です
午前中に汗だくで体を動かしたから昼からはエアコンの中でスッキリして仕事が出来ます。
まあ僕にとって午前中の重労働は無料のジムで汗を流す様な物です、そう考えれば大変でもなんでもないのです。

アンダーパネルの後方の部分ですがエンジン補機類が干渉してしまうので0.2mmの真鍮板に交換しましたが前側の部分はまだメタルのままなのです。
しかしながらこのメタルの部分は多少凹凸が付けられていましてラジエターを抜ける部分の流速を早める為の工夫まで再現されています。このモールドを生かす為に接続部分に段をつける加工をします
ここに段をつけるのにはただ闇雲にメタルを盛ってはいけませんガタガタになって削リ揃えるのにフライス盤を必要としてしまいます。
ここに真鍮線をハンダ付けしておいてからメタルを盛りますとフライスを使わなくても綺麗に真っすぐ段が付きますよ。
その時に注意をしなければならないのがサイドパネルを取付ける部分のエッジの部分ですね
メタルを盛る時に溶かしますがそうしますとどうしても角の部分が溶けてしまいまして欠けてしまうのです。
それを防止する為にはこの部分にも真鍮線を埋め込んでメタルを盛りまして後で真鍮線ごと削ってしまうのが良いですね。

アンダーパネルの凹みの部分やスが有る部分にも一緒にメタルを盛っておきましたので削って仕上げております
特にサイドパネルが付く部分も先ほどの様に真鍮線を埋め込んでおけば盛りと削りは1度で大丈夫ですね。
またこの方法を使いますとこのアンダーパネルの様に0.6mmしか厚みが無い場合でも部品を溶かしてしまう事は余り有りません。
ハンダゴテを当ててドロッと溶かしてしまった経験が有る方には最良の方法だと思います。

アンダーパネルはこれで完成・・・と思うでしょ?
いやいやまだまだですよ。
サイドパネルの固定用のピンを削ってしまいましたのでこれを取付けないと組立て時に強度不足が置きてしまいます。
なかなか難しい物ですね(笑)
でも私はキットが有るからまだこれくらいの苦労(いや楽しみ?)で完成品を作れるのです、最初にこのキットを作った人は大変だったでしょうね。

ここで確認です
エンジンの下側にも気流の流れを整流する為の板がついています
多くの場合はこの板もアンダーパネルと一体に作られてしまう場合が多いのですが・・・
その板が合うかどうか確認しておきましょう。
この板はエッチング製なのですが、少し板厚が厚いですね。
後で真鍮板で作り直しするのか検討しましょう。

せっかく作ったアンダーパネルに切り込みを入れました
ここに真鍮線を埋め込んでハンダ付けしてサイドパネルを取付けるピンを作ります
後側のピン位置はキットのままではダメだったので作り直しましたが、その部分も今は0.2mmの真鍮板になりましたので位置を変えてやらないといけません。
接着の角度を決める為にはピンが1ヶ所ずつでは角度が揃わないのでやはり2ヶ所欲しいですね〜
前側は1.0mmのピン、後側は板厚が0.6mmしか無いので0.6mmの真鍮線を使っています。

ピンを入れてハンダ付けしました。
メタルは大きめに盛って後で削ります・・・これはそう難しい事では有りません。

次に後側のピンを入れる穴を開けましょう
位置関係がズレてしまうと元も子もないので・・・・いつも以上に慎重に行ないます。

元々空いていたキットのピン穴そして角度が違うので開け直したピン穴と2つも余分な穴が有りましたのでメタルを盛って潰しておきます。
使ったのは先ほど切り取ったアンダーパネルの部分のメタルで埋めています。

大きめのヤスリで削ってからペーパーで仕上げればもう穴の痕跡が全く有りません。
表から見てもサイドスカートのカバーが有りますからこの穴は埋めなくても見えません。
しかしアッパーカウルを外してエンジン付近を見た時に穴が2個も有りますと何か舞台裏を見た様で興醒めしませんか?(笑)
そんな事が無い様に先に手を打っておきました。

明日もこの続きになりそうですね〜
なかなか大変なんですよ(笑)