Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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モノコックシャーシの加工Ver.3&塗装

2018-08-09 21:16:22 | Ferrari 126C Turbo
本日の山陰は雨のち曇りで湿度の高い一日でした。
フェラーリをウマから降ろすと書いただけで雨が降って来ますね〜霊験あらたかですね。
私のブログをさかのぼってみますと7月8日まで雨が降っていましてこの時が例の西日本豪雨だった時ですね。
7月9日以降に雨が降った記憶が無いのです。
と言う事は昨夜降った雨は1ヶ月ぶりの雨という事になりますね。
普通は雨が降りますと嫌だな〜と思いますが今日はちょっと嬉しかったですね。

雨は降りましたが今日はブルーベリーの収穫の日なので朝5時に起床しまして5時半には出勤していました。
そして小雨の中ブルーベリーを収穫しました。
気温は低めで過ごしやすかったですが8時頃になりますと気温が上がってきまして少しムシムシしてきました、丁度収穫が完了しましたので中に入って朝食タイムです・・・仕事をして汗をかいたと言っても朝からアルコールは飲みませんよ(笑)
まあその後はやっぱり朝が早かったから少々眠いですね〜。(笑)

雨をもらった中庭の芝生や畑の草は少し元気を取り戻した様な気がしますね〜。
また雑草との戦いになりそうです。
朝5時半の島根の空はこんな感じで厚い雲がたれ込めています・・・。

シャーシの方ですがもう少し組立てを進めてから塗装に入りましょう。
と言うのもまだフロントサスペンションを仮組していないので少々不安なんですね。
但しサイドポンツーンの部分を組立てないとフロントサスペンションのアームの高さが決まらないのも事実なんです。
サイドポンツーンを組立てるにはこの部分の塗装が終わらないと先に進めないのです。
足元の組立てを進めましょう・・・まずはABCペダルです
アルミ板を貼ったので内側の幅が少し詰まってしまったのかペダルを若干削らないと入りませんでした。
普通の車と違ってレースカーのペダルは少し変わった形状をしていますからね〜
普通のペダルがついていたらそれはひょっとしたら間違いかもしれないですよ(笑)

アッパーアームのマウントステーにステアリングラックから出て来たタイロッドを通す穴を開けますここはパイプで作る様になっていますので・・・一番細い物ですと外形が0.6mm内径が0.2mmなのでここの穴は塗装を含めて0.7mmの穴を開けておきました・・・
なかなかアクロバットの様な穿孔を強いられますね〜(笑)

アッパーアームを支える部分はまたアドラーズネストのボルトを使う予定なので0.5mmの穴を開けておきました。
キットではアッパーアームが付く後側にはメタルでピンが付けてありますがこれが有るとアッパーアームが取付け難いのです。

昨日からの検討課題でモノコックの上側のエッチングですが・・・あの厚みの部分のカバーですね。
その部分にエッチングなどの板を付けますとアッパーカウルと干渉してしまいまして余り具合が良く無い事が発覚しました。
この部分に厚みの有る板を付けるのは避けた方が良いみたいなのでここは塗装で再現する事に致しました。
なので隙間はパテ埋めが必要になります。
どれ位隙間が有るかよくわからないですが・・・取り敢えず埋めておきましょう。

ここからは塗装の準備ですね。
サイドパネルのエッチングで凹んでいる部分にはサイドスカートが収納されますからここにはなるべく塗装が付かない方が言い訳ですね。
もしも塗装が付いてしまいますと動きが悪くなりますからここには塗装が付かない様にしておきます。また塗装が付きますと表面のパネルが持ち上がってしまうのでサイドパネルと面一に仕上げる事が出来なくなってしまうのです。

すみません〜ピンボケでした。
もう上に塗っちゃったので撮り直しが効かなかったんです・・・(笑)
使ったのはボディカラーがレッドなのでホワイトサフです。
グレーよりも発色も良いしグレーからホワイトを塗って下地にしなくても良いから仕事が速いのです。

サフはこのサイドパネルの厚みの部分にもしっかりと塗っておきます。
理由は2つ
一つはエッチングの部品なのでこの厚みの部分にはハーフが残っていましたから綺麗に削りましたがペーパー傷が有りますそれを消す為にはやはりサフが必要という事。
もう一つはこの厚みの部分は白い塗り分けラインが入ります
キットにはデカールが付属しますがこの狭い幅の部分にデカールを奇麗に貼るのは至難の業です。
と言う事でここは塗り分けで再現する事にしています・・・
どこをどのように仕上げてゆくのかは最初にキットを見たときに実車画像と比較して決めておきます。
色々な事を一緒に覚えておきましてそれに従って手を打ってゆきます。
間違えますとやり直しが待っていますし仕上げの悪さにも直結しますのでなかなか大変ですね。

シャーシに盛ったパテが硬化しましたので研ぎました。
パテはアルミ板とメタル製のシャーシの隙間に少し残っています
この状態ではちょっと見栄えが良く無いですが・・・仕上げが進みますと良くなると思いますので・・・今は我慢です。

シャーシにウレタンクリアーを塗っています
アルミのパネルを使っていますので酸化防止にクリアーを塗っておかないと酸化してまた真っ白になってしまいますからね〜
ラッカーでも良いのですが厚みの部分にラッカーのフラットブラックを塗装しなければなりませんのでウレタンクリアーの方が都合が良いのです。

シャーシのアンダーパネルやフロントのフットスペース上側の部分のパーツにもクリアーを塗っておきましょう。
このフットスペースの上側の部品はペダルを付けていないのでまだ接着する訳にはゆかないのです。

マスキングをしましてフラットブラックを塗りました。
これだけ慎重にマスキングしてもどうしても吹き漏れは出てきます
その修正の為には性質の違う塗料で塗り分ける事が必要になってきます。
シャーシの酸化防止にラッカーを使う場合はフラットブラックはエナメル塗料を使う事になりますがエナメル塗料はラッカーに比べて耐久性が劣ってしまうので指が当たる様な可能性の有る部分には出来るだけ使いたく無いのです。

見え難いですが・・・
厚みの部分にマスキングをしました。
マスキングテープはカッターマットに一度貼ってから切り出しますが一番端の部分は一見真っすぐの様に見えてもテープ本体が曲がっている可能性が有りますし埃が噛んでいる恐れが有りますのでここは一旦カットして捨ててから使います。
特に細く切り出すは場合は真っすぐである事が大事なのです。

アンダーパネルにもパテを付けて修正しておきました。
目で見てもわからないのですがこれだけ歪みが有ります。
この部品自体の厚みが薄いので変形しやすいのでしょうね〜中央の部分はキャスト傷が有りますがここは修正していません、なぜならここにはアルミのパネルが取付けられるからです。
パテを付けてこのパネルを接着する部分の凹みが浅くなるのは困りますからね。

アンダーパネルに再びサフを塗って凹凸を確認します。
やはりグレーサフは凹凸が見やすいですね〜(笑)

続いてアンダーパネルにセミグロスブラックを塗りました
この時代はまだカーボンファイバーではない筈なので・・・
126C2の中期位からケブラー繊維を使ったパネルで補強し始めたんですよね・・・確か!?

サイドスカートの部分のカバーです
レッドのボディカラーを塗りました
厚みの部分はひょっとしたら見えるのでレッドを塗っています。
しかしながら裏の部分は膜厚が付くのを恐れて塗っていません・・・ミストが付いているくらいですね。

そして同様にサイドパネルを塗っています。
まあこれは余り説明の必要が無いでしょう・・・(笑)


明日はボディの一部にデカールを貼って出来ればクリアーを塗りたいですね。