Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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モノコックシャーシの加工

2018-08-06 20:45:47 | Ferrari 126C Turbo
今日は早朝のブルーベリーの収穫の日でした・・・日頃の疲れのせいか起床が少し遅くなってしまい(つまり朝寝坊という事)5時過ぎに起床して5時半過ぎに出勤でした・・・。
ブルーベリーを2時間程で収穫しまして空を見ますとどうも雲行きが怪しい・・・雨が降りそうな感じなんですね。
そしてYahooのメールで豪雨が降るらしいと連絡が来たので凄く期待していました・・・
しかしながら雨は全く降らず・・・1滴も落ちてきませんでした。
先日も同じ様な事が有りまして雲の流れを確認したのですが雲は全くありませんでした(笑)
一体どう言う事なんでしょうか???
午後からも雲の多い天気だったんですけどね〜・・・
写真では青い空が見えていますが目視ではグレーの雲にしか見えません・・・薄雲がかかっているんでしょうね〜。

キットの部品を作り直しました
写真のパーツは左側がキットの元々のパーツ、右側が作り直した物です。
一見同じ形状ですね・・・そうなんです同じ形状なんですよ。
このパーツは昨日かな〜?書いていたエンジンの下側のアンダーパネルのパーツなんですね。
エンジン不調の時にエンジンを車体に搭載したままエンジン下部にアクセスする為にこの部分が別部品になっているんですね。
アンダーパネルの整流効果でダンフォースを得ていますからこの部分もカバーが無いと良く無いのは容易に想像出来ます。
アンダーパネルを一体に作ればエンジン不調の時にエンジンを下ろさないといけなくなるのでこの部分を別部品にしたのでしょう。
しかしながらエッチング板が0.3mmの板で作られているのでアンダーパネルの厚みから飛び出してしまうのです。
そこで同じ形状の部品を0.2mmの洋白板から作り直しました、よって形状は同じと言う訳です。

すっかり忘れていた作品を展示ベースに取付ける為のナットをハンダ付けしておきました。
忘れてしまうとメタルのパーツにセルフタッピングをしなければなりませんでした・・・ネジの強度が低くなりますのでここは絶対ナットをハンダ付けしておくべきでしょう。

次はモノコックシャーシにアルミ板を貼ってゆきます。
インストにもこんな風に書いてあります・・・、なかなか難しそうですね。
例えばインストの189番のエッチングですが・・・ちょっと問題が有りましてね。

これが189番のパーツです(裏側に番号がエッチングされています)

モノコックの左側側面に接着する部品なのですが・・・
穴の位置が合わないですよね〜
モノコックは2つの穴の位置が前上がりになっていますが、エッチング板は前下がりになっています・・・。
仕方が無いので反対側と入れ替えて事無きを得ましたが・・・インストの番号が違っていたのかエッチングのデータが違っていたのか・・・

最初に貼り込んでいったのはコクピット後部のパネルでした
どの様に貼ってゆくのが良いのか・・・継ぎ目をなるべく見せたく無いので・・・良く考えなければなりません。

後側のパネルは若干小さめですね〜
しかしながらエッチングでリベットが再現されているのでおいそれとやり直せないのも事実です・・・難しいな〜(笑)

アルミのエッチング板は表面が酸化して白くなっていますので何らかの方法を使って磨かなければなりません。
目の細かなスチールウールが良いのか真鍮のブラシが良いのか・・・
取り敢えずスチールウールで試してみましたがなかなか良さそうですね。

フューエルタンクの部分は三角形の4分割したパネルを貼付ける様になっています。
上側と前後の三角形は良いのですが下側のパネルはこの通り大きな隙間が出来てしまいます。
ホワイトメタルのシャーシ本体とアルミ製のエッチング板の形状が合わないのでしょうね〜
どうしたものでしょう・・・このままって言う訳にはいかないですよね(笑)

こんな場合は作り直しましょう。
左がキットのパーツで右が作り直したものです
リベットはケガキ針とガイドのエッチングを使って打ち直ししました。

作り直したパネルはこんな感じになりました、ほんの少し隙間が有りますが・・・これ位は許容範囲かな・・・!?

斜め前から見ますと・・・まあ大丈夫そうですよね・・・しかしながら後でやり直しになってしまうとか・・・。

反対側のアルミパネルもやっぱり合わないですね〜
今度は上側ですよ〜。
随分前にプラモデルや1/43のメタルキットでアルミ板を貼った作品を作りました
確かステアするタイレルP34は貼っていたんじゃないかと・・・思います。
なかなか形状を合わせるのは難しいのです。
その上左右で必ず違いが出てきます
最初に作った方は隙間が大きめ、後で作った側は隙間が小さめなんです。
これは慣れの問題なんですけどね〜(笑)

右側の下側ですが
もう一度アルミ板を作り直ししました、他の部分に比べてクリアランスが大きめだったんですよね〜。

作り直したパネルはこんな感じです
作り直す前よりも明らかにクラランスが詰まっています。
これなら左右は同じくらいに見えますかね〜


明日はミニピックアップの磨きを進めましょうかね〜
そろそろ塗装がカチカチになったと思います(笑)