「もう一つ消えれば、ようやく本格的にわが党の時代が来るのではないか」。
立憲民主党の安住国対委員長は10月26日の両院議員総会で、国民民主党の衆院統一会派からの離脱に続く社民党の立憲への合流の動きを捉え、ひどい発言をした。
「社民に消えてほしい」と言わんばかりの発言に、同党の福島党首は強い不快感を示した。
安住氏は昨年秋の臨時国会で結成した統一会派名「立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム」を振り返り、「ものすごく長い名前だった」と指摘。
国民が参院に続き衆院の会派からも離脱することに触れ、「幸か不幸か衆参とも足並みはそろった」と半ば歓迎してみせた。
これに対し、立憲への合流に加わらない福島氏は記者団に「社民党は存続する。 リスペクトし合いながら一緒に頑張ろうということなので、とても残念だ」と安住氏をなじった。
立憲民主党の福山幹事長は10月27日、社民党の吉田幹事長と会談し、立民の安住国対委員長が社民党を念頭に「消えれば本格的にわが党の時代」と発言したことを陳謝した。
社民党は分裂し、党所属国会議員4人中3人が立民に合流する見通し。
安住氏の発言は、社民党が結論を出していない時点で飛び出した。
吉田氏は会談後、記者団に「厳しい党内議論しているところで、その点に留意していただくようお願いした」と説明。
福山氏は記者団に「早く一緒になりたいという思いだと思うが、言葉が過ぎた」と述べた。
安住氏は、発言直後に「余計なことを言ってすみませんでした」と謝ったが、許される発言ではない。
他人を批判することできない、大バカな男だ。
これが、立憲の本質だ。
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