立憲民主党が、10月13日付で党公式ツイッターに投稿した大阪都構想に反対するポスター絵柄がネット上で「大阪のおばちゃんをバカにしている」と不興を買い、リツイートした蓮舫参院議員にも抗議が集まっていた件は、「都構想反対ポスター」がツイッターのトレンド3位に急伸する炎上騒動に発展した。
党公式が投稿したポスターは、党名が記され、ヒョウ柄のズボンをはいた女性が寝転んで、せんべいを食べながらテレビを見ている絵が描かれ、「大阪市にいらんことせんとってや、ほんま」と書かれている。
「わからないなら反対を」とする都構想反対派の演説などを記した全国紙の記事へのリンクもはっている。
絵柄は「大阪のおばちゃんを敵に回した」「大阪のおばちゃんナメてる?」などと批判を浴び、「分からないなら反対を」のフレーズも「有権者バカにしているのか?」「大阪を馬鹿にするのもいい加減にして下さい」と怒りのコメントが殺到して炎上。
「こんなん逆効果なんわからんのかな?」「なんぼなんでも辻元も怒るやろ」「炎上商法?」「誰も止めなかったのか」と首をかしげるコメントや、「削除も釈明もしないところに、並々ならぬ意思を感じる」「たぶんウケると思ってやったんやろなぁ」「破壊力抜群やなw」とのコメントもみられる。
大阪府の吉村知事が10月14日、ツイッターを更新し、立憲民主党の大阪都構想反対をアピールする画像を批判した。
大阪府民からも批判が殺到しているが吉村知事も黙っていられなかったようだ。
「これが反対派の立憲から見た大阪市民のイメージ。 酷いね。 大阪の民主主義のレベルは立憲が思っているよりよっぽど高いよ。 政治の実効力で評価される。 反対オンリーは大阪では通用しない」と不快感をあらわにした。
続けて、この画像を掲載した立憲民主党のツイッターをリツイートした蓮舫氏に対しても「『学問の自由を!』とか大騒ぎしながら、実際に反対派の立憲がやっているポスターはこれ」と批判した。
さらに党公式式ツイッターでは「分からないなら反対を!」を引用していることにも「立憲が思っているより大阪の民主主義のレベルはよっぽど高いよ」と皮肉った。
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