韓国の朴大統領は11月24日の臨時閣議で、ソウル中心部で11月14日に労働組合が主導した政府への抗議デモの参加者がマスクを着用していたことを挙げ「『イスラム国』もそうしている」と非難、顔を隠してのデモ参加を禁じる制度準備を指示した。
朴氏はデモを「不法、暴力行為」と批判、「根絶やしにするために、強力な対策を取らねばならない。 閣僚は覚悟を持て」と述べ、批判勢力との対決姿勢を一層鮮明にした。
朴氏は「(外国の)テロ組織が不法デモに交じり国民の生命を脅かすかもしれない」と主張し、テロ対策法制の整備が必要だと強調した。
デモでは、参加者が警察のバスを壊し機動隊員に負傷者が出た一方、機動隊が使用した放水銃の高圧水に直撃され倒れた68歳の男性が意識不明の重体になっている。
朴氏は男性の負傷について謝罪していない。
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