オーストラリアのキング資源相は1月29日、東京都内で講演し、将来にわたって日本に液化天然ガス(LNG)を安定供給する姿勢を強調した。
「オーストラリアは(日本にとって)信頼できるパートナーであり続けることを約束する」と表明。
電気自動車(EV)などの製造に欠かせない重要鉱物の供給拡大にも意欲を示した。
オーストラリアは日本のLNG輸入の約4割を占めている。
キング氏は「日本のエネルギー安全保障を支える上で極めて重要な役割を果たしている」と強調した。
EVなどに使う重要鉱物の産出量が多い中国は日本へのレアアース(希土類)輸出を制限したことがあり、日本は調達先の多角化が課題となっている。
オーストラリアは、リチウムやコバルトといった重要鉱物の埋蔵量が豊富だ。
キング氏は「日本の政府や企業と協力し(多角化に向けて)鉱物資源への投資を促進したい」と述べた。
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