米メタのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は1月24日、生成人工知能(AI)に関連する事業強化に向け、2025年に最大約650億ドル(約10兆円)を投じる計画を明らかにした。
巨大なデータセンターの建設やAI開発などを担う人員の増強に充てる。
ザッカーバーグ氏は交流サイト(SNS)フェイスブックに「今年はAIにとって決定的な年になる」と投稿。
建設中のデータセンターについて「(ニューヨーク中心部の)マンハッタンの大部分を覆う規模」と例を挙げて大きさを強調した。
投資により「今後数年間で中核製品と事業を推進し、歴史的なイノベーションを実現する」などと説明した。
米ウォールストリート・ジャーナル紙によるとメタは2024年、六つのデータセンターの建設に着工しており、設備投資を加速している。
生成AIを巡っては、ソフトバンクグループと米新興企業オープンAI、米IT大手オラクルの3社が中心となり4年間で5千億ドルを投資する計画を1月21日に発表。
米マイクロソフトの巨額投資計画も報じられるなど開酋四争が過熱している。
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