男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

ゴーヤの苦味をとる

2015年08月25日 | 野菜類

毎年のように「ゴーヤ」を栽培しますが、葉とツル(茎)を日よけに利用するだけで、ゴーヤの実
は放置してきました。幾度か、食べ方を聞いてチャレンジしましたが、もう一つなじめません。
この夏、腰を入れて食べる気になったのは、ゴーヤの実の出来が良いからでした。

ゴーヤは和名をツルレイシ又はニガウリと言い、「ゴーヤ」は沖縄本島での呼称と言います。
果実の外観と完熟した種皮が甘いところが、レイシ(ライチ)に似ている・・と言うことから、蔓に
なるレイシ=ツルレイシと呼ぶようになりました。因みに、英名もBitter melon(苦い瓜)です。
(Wikipedia「ツルレイシ」より)

ゴーヤが広まったのは、’01年から’07年までNHKで放映された、朝ドラの「ちゅらさん」人気が
影響したと言います。ゴーヤは栽培が容易で、実は食用になり葉とツルは日よけに最適なこと
もブームを支えました。また病虫害に強く、日当りが良ければプランターでも育つ・・家庭園芸に
適した作物であることと、実が「健康野菜である」ということも、栽培が広まった要因でした。

ゴーヤの栄養成分を食品成分表で調べると、表示には「にがうり(栄養)ビタミンCが豊富」とあり、
可食部分100g中、ビタミンCは76㎎。夏野菜でビタミンCが多いのはピーマン(79㎎)ししとう(50㎎)、
パプリカ(160㎎)など。トマト(15㎎)なす(4㎎)キュウリ(14㎎)オクラ(11㎎)ズッキーニ(20㎎)など
の夏野菜と比べると多いことが分ります。また、ゴーヤのビタミンCは、熱に強いのが特徴です。

別の資料によると、ゴーヤは「モモルデシン」という蛋白質を含み、これが苦味の素になる成分で、
食品として発見されたのはゴーヤが初めてと言います。モモルデシンには血糖値や血圧を下げ、
肝機能を高め、胃腸を刺戟して食欲を増進させる・・などの効果があり、夏バテ改善にも良いと
ありました。

お送りするのは「ゴーヤの苦味をとる」と「シーチキンとの炒め物」二題です。このレシピを書いた
後で「天ぷら」も試しました。春先の「蕗の董の天ぷら」からの思いつきですが、苦味は薄れ食べ
易くなりました。収穫時季の盛りは過ぎましたがまだ出回っています。夏バテ対策にどうぞお試し
下さい。

毎夏ゴーヤを栽培しますが緑のカーテンにするだけ・・作物の実は放置しました。私も家人も
ゴーヤが苦手・・でも幾度か、レシピに採り入れにチャレンジしますがダメでした。今夏も10本
植えつけ、多くの実が生ります。これを何とか食べてみようと、色々試した成果をお送りします。


材 料
ゴーヤ
しお
さとう


苦味のとり方・・の実験
薄切りして、水に浸し苦味をとる・・
残念ながら
この方法では苦味は取れませんでした。

次に考えたのが熱湯で茹でること・・少し苦味
が薄らいだ・・と言う程度です。

薄切りしたゴーヤを塩もみして水洗いする・・
この方法も、少し苦味が薄れるだけ・・でした。

ネットを見ると、塩と砂糖を加えてもみ、水洗い
してから熱湯でゆでる・・
と言うのがありました。
試してみましたが、苦味は残りました。

いろいろやってみた・・私なりの結論です。
1.ゴーヤの実は、未熟なものを収穫する。
2.調理は、厚切りしないで薄く切る。
3.多めの油で強火で炒める・・油はゴマ油の
  ようなクセの強いのが適す。
4.味付けには、豆板醤・豆鼓醤など濃い味の
  物をものを使い、ゴーヤの苦味を包み込む。

以上4点です。他にもあると思いますが、今は
試行錯誤の段階です。新しい方法を見つけたら
レシピでお送りします。













コメント
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