テレビ観戦ではあったが、アジアシリーズはけっこう面白かった。
少なくとも、11月半ばまでプロ野球が観られたことがなにより嬉しい。
さて、ワールド・ベースボール・クラシック(以下WBC)である。
2年ぶりに来日したブッシュ大統領はWBCを大層楽しみにしているらしく、王監督と是非会いたいとメッセージを送っているという。
WBCは米国にとって国策であるようだ。
強い米国を見せるための。
前回はベンチ入りする13人の投手を選考した。
今回は残り14人の野手を選んでみることにする。
その前に週刊ベースボール(ベースボールマガジン社)にて石田雄太氏連載の「閃球眼」で「勝つための“最強チーム編成”」と題されたコラムが掲載された(11月14日号ので触れておきたい。
石田氏の持論によれば、WBCに臨む日本代表には、メジャーリーガーを中心に選考するのではなく、国内組を核にメジャーリーガーを2人ほど助っ人として組み込むほうがチームとして機能するのではないか、と提案している。
かつてシドニー五輪を取材した氏が、プロアマ混合チームの弊害としてアマチュアがプロに気後れしているシーンを目の当たりにし、「これでは、チームが機能するわけがない」と感じたことによるものである。更に氏WBCの代表においてメジャーリーガー中心のチーム編成では国内組の選手が海外組に気後れするのを危惧するのである。
果たして、そんな心配をする必要があるのだろうか。
代表に選ばれる選手は、少なくともトッププレーヤーだ。ファームの選手ならばいざ知らず、メジャーリーガーを見て気後れするような選手がそもそも代表に選考されるほどに活躍できるはずもない。ましてや、国内組もプロフェッショナルだ。
石田氏の意見は余りにもプリミティブな杞憂ではないだろうか。
さてさて、氏の懸念を一笑に付し、メジャー、国内、果てはアマチュアも含め、これぞ最強のチーム編成を選考したい。
【内野手】
松中信彦(ソフトバンク)
西岡剛(ロッテ)
今江敏晃(ロッテ)
井口資仁(ホワイトソックス)
井端弘和(中日)
新井貴浩(広島)
石井義人(西武)
文句なし!と決まったのは井端選手ただ一人である。守備、そして打撃と申し分がない。しかも、小技がきき、何でもこなしてくれる選手だからだ。
西岡選手は遊撃のポジションで井端選手と競合するが、2塁も守れ、実に心強い。
2塁のポジションで中前に抜ける打球を逆シングルで捕球し、且つ素早く1塁に送球できるのは井口選手がナンバーワンだろう。メジャーリーグでの経験を含め、選考した。
3塁手は小久保裕紀選手(讀賣)も候補に挙げた。だが、今江選手の勢いが勝り、左打者で巧打の石井選手を選出した。
松中選手も文句なしの選出だったが、新井選手の選考にはかなり迷った。守備が不安定ではかなり厳しい。しかし、パンチ力は魅力。後半からの出場や代打での起用も考えられるため、守備は目を瞑って選んでみた。
【捕手】
城島健司(FA宣言中)
阿部慎之助(讀賣)
城島選手は文句なし!
しかし、控えの捕手の選考に苦慮した。
里崎智也選手(ロッテ)の名前も挙がったが、左打者の代打でも使える人材として阿部選手にした。1塁も守れる点もプラス材料。
【外野手】
イチロー(マリナーズ)
松井秀喜(ヤンキース)
福留孝介(中日)
和田一浩(西武)
金本知憲(阪神)
田口壮(カージナルス)
イチロー、松井両選手は必要不可欠な選手。この2人がいるからこそ、米国代表にもなんとか立ち向かっていけそうだ。
また、福留選手、和田選手もアテネ五輪の経験や今年のレギュラーシーズンの成績と照らし合わせれば、選出は順等であろう。
アテネでのチャイニーズタイペイ戦。あわや逆転の場面を救ったのは右翼、福留の好捕だった。イチロー選手と守備位置は被るが、うまく組み合わせていきたい。
この他、左打者右打者それぞれの外野手を選考した。イチロー、松井に割って入っていける神経の選手でなければならず、経験、年齢を考慮して金本、田口選手とした。当初は金本選手と前田智徳選手(広島)を競合させたが、前田選手の足の状態、守備を考慮してアニキを選出した。
さて、次回はいよいよ打順をじっくり考えていこうと思う。
少なくとも、11月半ばまでプロ野球が観られたことがなにより嬉しい。
さて、ワールド・ベースボール・クラシック(以下WBC)である。
2年ぶりに来日したブッシュ大統領はWBCを大層楽しみにしているらしく、王監督と是非会いたいとメッセージを送っているという。
WBCは米国にとって国策であるようだ。
強い米国を見せるための。
前回はベンチ入りする13人の投手を選考した。
今回は残り14人の野手を選んでみることにする。
その前に週刊ベースボール(ベースボールマガジン社)にて石田雄太氏連載の「閃球眼」で「勝つための“最強チーム編成”」と題されたコラムが掲載された(11月14日号ので触れておきたい。
石田氏の持論によれば、WBCに臨む日本代表には、メジャーリーガーを中心に選考するのではなく、国内組を核にメジャーリーガーを2人ほど助っ人として組み込むほうがチームとして機能するのではないか、と提案している。
かつてシドニー五輪を取材した氏が、プロアマ混合チームの弊害としてアマチュアがプロに気後れしているシーンを目の当たりにし、「これでは、チームが機能するわけがない」と感じたことによるものである。更に氏WBCの代表においてメジャーリーガー中心のチーム編成では国内組の選手が海外組に気後れするのを危惧するのである。
果たして、そんな心配をする必要があるのだろうか。
代表に選ばれる選手は、少なくともトッププレーヤーだ。ファームの選手ならばいざ知らず、メジャーリーガーを見て気後れするような選手がそもそも代表に選考されるほどに活躍できるはずもない。ましてや、国内組もプロフェッショナルだ。
石田氏の意見は余りにもプリミティブな杞憂ではないだろうか。
さてさて、氏の懸念を一笑に付し、メジャー、国内、果てはアマチュアも含め、これぞ最強のチーム編成を選考したい。
【内野手】
松中信彦(ソフトバンク)
西岡剛(ロッテ)
今江敏晃(ロッテ)
井口資仁(ホワイトソックス)
井端弘和(中日)
新井貴浩(広島)
石井義人(西武)
文句なし!と決まったのは井端選手ただ一人である。守備、そして打撃と申し分がない。しかも、小技がきき、何でもこなしてくれる選手だからだ。
西岡選手は遊撃のポジションで井端選手と競合するが、2塁も守れ、実に心強い。
2塁のポジションで中前に抜ける打球を逆シングルで捕球し、且つ素早く1塁に送球できるのは井口選手がナンバーワンだろう。メジャーリーグでの経験を含め、選考した。
3塁手は小久保裕紀選手(讀賣)も候補に挙げた。だが、今江選手の勢いが勝り、左打者で巧打の石井選手を選出した。
松中選手も文句なしの選出だったが、新井選手の選考にはかなり迷った。守備が不安定ではかなり厳しい。しかし、パンチ力は魅力。後半からの出場や代打での起用も考えられるため、守備は目を瞑って選んでみた。
【捕手】
城島健司(FA宣言中)
阿部慎之助(讀賣)
城島選手は文句なし!
しかし、控えの捕手の選考に苦慮した。
里崎智也選手(ロッテ)の名前も挙がったが、左打者の代打でも使える人材として阿部選手にした。1塁も守れる点もプラス材料。
【外野手】
イチロー(マリナーズ)
松井秀喜(ヤンキース)
福留孝介(中日)
和田一浩(西武)
金本知憲(阪神)
田口壮(カージナルス)
イチロー、松井両選手は必要不可欠な選手。この2人がいるからこそ、米国代表にもなんとか立ち向かっていけそうだ。
また、福留選手、和田選手もアテネ五輪の経験や今年のレギュラーシーズンの成績と照らし合わせれば、選出は順等であろう。
アテネでのチャイニーズタイペイ戦。あわや逆転の場面を救ったのは右翼、福留の好捕だった。イチロー選手と守備位置は被るが、うまく組み合わせていきたい。
この他、左打者右打者それぞれの外野手を選考した。イチロー、松井に割って入っていける神経の選手でなければならず、経験、年齢を考慮して金本、田口選手とした。当初は金本選手と前田智徳選手(広島)を競合させたが、前田選手の足の状態、守備を考慮してアニキを選出した。
さて、次回はいよいよ打順をじっくり考えていこうと思う。
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