「空腹に日本酒はきく~っ」。
と呟くH谷川さんの一言にわたくし熊猫刑事とY澤さんが頷く。
東京駅大丸デパートの地下に出現した「吟醸バー 蔵66」で一口日本酒を飲んだ際の我々の率直な感想だ。
日本吟醸酒協会が運営するアンテナショップ「吟醸バー」にはなにしろ日本酒以外の飲み物は用意されていない。
ならし運転なし、いきなり日本酒スタートのエンジン全開にならざるをえないのだ。
産地直送の各種肴も . . . 本文を読む
6月24日日曜日。
草野球の練習が午後4時より江戸川河川敷で予定される。
天気予報は曇り時々雨。12時から6時までの降水確率が50%。
入梅の非常に微妙な天候だ。
正午を回るとポツポツと雨が降り始めた。やがて、降りがやや強くなる。
試しにゴミ出しを兼ねて外に出てみたが、けっこう雨は強い。
お昼ご飯は妻が作った焼きそば。食卓には「麒麟淡麗生」の350ml缶も供されている。妻はこの日、野球の練習が予定 . . . 本文を読む
国立霞ヶ丘競技場は雨で煙っていた。
わたしはゴール裏のスタンドに座って、ナビスコ杯予選FC東京VSジュビロ磐田の一戦を眺めていた。
雨は霧雨のような小糠雨で、面倒だから傘をささずにいたが、カクテル光線が照らす雨はかなりの量が降っているようにみえた。
確か、00年にJ1リーグに昇格したFC東京が、開幕から連勝を重ね、初対戦にも関わらず王者磐田を撃破したのもここ国立競技場だった。あの日もこの日 . . . 本文を読む
「延長」と「再取得」によって発生したヴィザ代の出費は予想外だったが、ホーチミンの暮らしはその対価を払ってもお釣りがくるように感じた。すっかりフォングーラオ通りの人々と顔見知りになれたからだ。
その中でも最も心を通わすことができたのが、ガイドのトンさん(田口ランディさんの著作「忘れないよヴェトナム」に出てくるトンさんとは別人)だった。歳の頃は50歳前半。ヴェトナム人らしく、小柄の体躯だった。彼 . . . 本文を読む
今年の冬は記録的な暖冬だったが、それでも3月には寒さがぶり返し、肌寒い日が続いた。3月15日もかなり寒く、鶯谷駅で怪鳥と落ち合ったときにはお互いスーツの上にコートを羽織っていた。
この日は、今年初めての開催となる「ホッピー研究会」。
ホーム&アウェイ方式で行われる同会の規則に沿って、わたしの本拠地に招くという番だった。
そこで、鶯谷は居酒屋放浪記NO.0113で登場した「ささのや」を怪鳥 . . . 本文を読む
6月2日の土曜日、怪鳥の野球チームに参加させてもらった。
これが実に楽しかった。
怪鳥率いる?怪鳥チームとその取引先チーム。
怪鳥チームは怪鳥と怪鳥が勤める会社の社長さん以外は怪鳥の友人たちが集った混成チーム。寿司職人がいたり、フットサル仲間が集まった。
球場は芝公園野球場。
芝公園と首都高速道路の間にある狭い球場だ。
しかし、このグラウンドはホント狭い。
一応2面あるのだが、両面とも右翼側が . . . 本文を読む
京成船橋駅に久しぶりに降りてみてびっくりした。
駅舎が2階建てになっていたからだ。
2階建ての構想はわたしが学生の頃からあった。
水道橋の学校に通うため、わたしは毎朝船橋駅で乗り換えるのだが、当時の通勤ラッシュ時には駅隣の踏み切りは開かずのそれになっていた。中々、開かない踏切に地団太を踏み、電車と電車が行き交う間隙を突いて踏み切りをくぐり線路を渡ったものである。
確か、その当時から船橋駅 . . . 本文を読む
試合から1週間が経ってもまだ、憂鬱な気持ちが晴れない。
5月27日のゲットーズ戦。
幾度となく訪れた好機に凡打。
守備でも一度は追いついた飛球をグラブに当てながら落球。
攻守に渡り精彩を欠いてチームに迷惑をかけた。
おぉ、神よ!
好機はいきなり1回表に巡ってきた。
1点を先制して、なおも走者2塁の場面。
おいらは4年ぶりに右打席に入った。
相手の投手が左投手だったからだ。
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