このカテゴリーは駅弁を食べるコーナーとしてはじめたが、ご承知の通り、駅弁だけでなく、デパ地下のお弁当、挙げ句の果てにはキオスクで売っているスナックにまで手を伸ばし、もはや駅弁はちっとも登場しない。そして今回は空弁である。なので、コーナーの名前も変えた。
モビ飯とはモビリティに乗った時、もしくは乗る前に食べる飯のこと。そういう単語があるかは分からないけど、自分で命名してみた。
とある場所に行くた . . . 本文を読む
少しずつ、この欄も駅弁から遠ざかりつつある。
がしっと飲んだら、もう駅弁が重いのだ。
だから、名古屋からの帰途、「味仙」のせんべいを食べ、最近では仙台からの帰り道に「牛タンライスバーガー」をいただく。とりわけ、仙台から大宮までは1時間40分で着いてしまう。ゆっくりできないのだ。
今回も「そばの神田」が効いて、帰り道はスナックを買った。
「カリポリ貝ヒモ」のガーリック味。
なかなか、見かけ . . . 本文を読む
自分が仕事で夕飯をこしらえられない時、かみさんはそれに乗じて、店屋もんで済ませる時がある。
特に多いのが「崎陽軒」の「シウマイ弁当」である。子どもらが大好きで、リクエストもあるらしい。かみさんが池袋西武によって買ってくる。横浜に行かなくても買えるのだ。「崎陽軒」、手広くやってるよなという印象。
「シウマイ弁当」は、自分が不在の時に買ってくるので、なかなか食べられなく、ただ、そういう時、自分は外 . . . 本文を読む
実は今、とある有料特急列車に乗っているのだが、隣に座る若いお兄ちゃんが、突然自分の方に向き直って、「食べてもいいですか」と聞いてきた。どうやら駅弁を食べるらしい。別に断らなくてもいいのにね。
「どうぞ、どうぞ」と言っておいた。
そのお兄ちゃんが食べ始めたのが、多分「シウマイ弁当」である。あまりじろじろ見てないから分からないけど。黄色いパッケージが視界に入ってくる。
老若男女問わず、「シウマイ . . . 本文を読む
旅からの帰り道は寂しいものである。日常へ戻るタイムトンネル。いや、意気消沈してはいけない。帰りはご当地の味と酒で〆たい。
最近の駅のキオスクはご当地のもので溢れている。それも旅の帰り道の楽しみだ。箱根湯本のキオスクの店頭を眺めていると、駅弁らしきものは皆無。おにぎりはあるが、折り詰めはない。こりゃ困ったな。
どうしようなと思った、その時、小さなかまぼこを見つけた。これはちょうどいい。お、やっぱ . . . 本文を読む
〽︎あしたぁわたしはたびにでますぅ
あなたのしらないひととふたりぃ〽︎
思わず、歌いだしたい気持ちになる、旅立ちの朝。
朝8時台に新宿を出るのは「あずさ2号」だけではなく、8:11の「はこね3号」だって忘れてはならない。
平日朝の小田急線新宿駅。通勤の人たちがJRに乗り換えるためにどーっと押し寄せてくる。我々はその波にのまれないよう、端っこの自動改札で小田急線に乗り換えた。
さて、特急に . . . 本文を読む
帰りの新幹線は11:02発の「のぞみ」の指定をとっている。
「頑張れカープ赤うどん」を食べたばかりだが、約4時間の道中、飯は必要だ。新幹線ホームのお店で駅弁を物色した。駅弁屋にはいろんな種類の弁当があり、悩んだりする。自分の駅弁選びのポイントは
1.地元のもの
2.人気のもの
3.ネタになりそうなもの
である。
熟考を重ね。広島名物「あなごめし」に絞った。だが、この「あなごめし」には2 . . . 本文を読む
20:00に東京駅に戻る野暮用があったため、「福の軒」を早々に切り上げて、新幹線に乗った。本当は駅そばで、そばを食べたかったのだが、駅弁を買って、ゆっくり車内でいただくことにした。
三島駅の待合室に入ると、駅弁屋さんがあった。三島駅は何度も利用してきたが、待合室に入ったのは初めてで、駅弁屋さんがあることも知らなかった。その駅弁屋さんは、「桃中軒」だった。
売れ筋1位から5位までの駅弁がランク . . . 本文を読む
シューマイではない。シウマイである。
そこははっきりしておこう。
横浜に行ったら、必ず買う崎陽軒のシウマイ。神奈川の主要な駅に崎陽軒の売店があるからね。もし、駅になければ、買うことはないだろう。目の前に売店があるから買うんだと思う。
崎陽軒の「シウマイ弁当」には憧れがあった。常に人気駅弁の上位にランクインし、我が家では自分が不在の時にかみさんが買ってくる夕飯の定番。必然的に自分はあまり食べる . . . 本文を読む
〆のそばをいただいたし、そろそろ帰るかと駅の売店へ。もちろん、帰りの新幹線で飲む、酒の調達である。スナックは乾きものにするか、サンドイッチにしようかとあれこれ物色していると、濃い緑色の包装が美しい弁当が目に留まった。「伊豆北条寿司」と書かれている。その瞬間、あのオープニングが頭の中に響いてきた。
エヴァンコールさんのあの威勢のいいオープニング。
お弁当の横には、中身が分かる見本が置いてあった。 . . . 本文を読む