パン屋にはしょっちゅう行くが、なかなか記事にしにくいものがあり、この「パン屋さすらひ」はスタートから、既に破綻状態である。例えば、西武池袋の「メゾンカイザー」はいつも混んでいて、商品をじっくり吟味することができない。だから、書くべきものがないのだ。本当はパン屋が持つ、様々なドラマ、あるいは独特の商品について書きたいと思っているが、都会のパン屋は慌しいだけ。いや、それこそその慌しさを書けばいいはずだ . . . 本文を読む
小欄に「サイゼリヤ」を書くと、「サイゼリヤ」は酒場じゃないだろという人が少なからずいる。そんな文句に対して、自分は声を大にして言う。いや「サイゼリヤ」はそんじょそこらの居酒屋よりも居酒屋らしいと。
娘の小学校の友人にイタリア人の父を持つ子がいた。その人はひどく気難しいイタリアンだった。義母と義父から届いた娘の小学校の入学祝いのランドセルに、イタリアン人の父はこう言い放ったらしい。「全体主義的な代 . . . 本文を読む
田町のスタバで時間調整し、16時になって、いざ「宗屋」に向かうと、お店は開いていない。これはどうしたことかと、交差点で少し様子をうかがった。まず、開店を待つ客が一人もいなかった。おかしい。開店時間が変わったのか。それとも自分の勘違いか。それともこの日は臨時休業か。16時10分まで待ったが、開店する兆しがないので作戦変更。
しかたない。いざ「光栄軒」へ!
「光栄軒」到着、16:5 . . . 本文を読む
11月28日(日)Workshop・さくら(小樽市手宮)のマンデリンとLe Bihan(ルビアン)西武池袋本店(豊島区南池袋)のパン・ド・ミー/ザワークラウト
おはようございます。
昨日、息子が整形外科に行くと言い出したので、自分も行くことにしました。例の右膝の痛みを診てもらうためです。この痛み、実は段々と悪くなっていて、とうとう徒歩の場面でも調子わるくなってきています。もはやただ事ではな . . . 本文を読む
芝浦にて仕事終了。
さて、田町に戻って久しぶりに「宗屋」へ行こうと思ったが、いかんせん時間が早すぎる。16時の開店に、まだ小一時間ほどあるではないか。どこか喫茶店でも入ろうかと慶応大学の方へ向かったが、名喫茶店「ペナント」の跡地にできた「FLAG」というお店がなかなか見つからない。何回か、行き来してみたが、お店を発見できず。その代わりに「晩杯屋」を見つけて一瞬逡巡した。いや、今日はどうしても「宗 . . . 本文を読む
H部さんと打ち合わせを終え「王城」を出た。
「さて、熊猫さんの独立祝いをしに行きましょう」。
「いや、お祝いだなんてそんなのいいですよ」。
「行きましょう」。
「いやお気持ちだけいただきます。今日は普通に飲みましょう」。
そんなやりとりがしばらく続く。とりあえず、以前からH部さんと「行こう」と約束していたアメ横の「夜行列車」に向かった。すると、突然思い出したようにH部さんが言った。
「 . . . 本文を読む
懐かしい人たちとの再会の日だった。
40年ぶりに小学校の恩師に再会し、そして今、2年ぶりに仕事仲間と会う。N刊自のH部さん。
「ちょっとお願いがあって」ということで会うことに。
「上野にレトロな喫茶店はありますか」というH部さんに、自分は「王城」を指定したのだった。
上野駅を降りてアメ横に向かう。マルイの前の信号が青になった時、自分から前に2人の女性が歩いていた。追い抜こうとしてもなかなか . . . 本文を読む
「大統領」を出て、さぁ〆ようと思った。「光栄軒」は月曜日だからお休みである。一方上野には適当な町中華はない。「珍珍軒」は飲み物が少ないし、そもそも騒がしい。「珍満」は飲み物が豊富だが、御徒町まで歩きたくない。なら、あそこか。東十条の「香港亭」。ただ営っているかは分からない。というのも、このコロナ禍で営業がまちまちになっている。通りかかると営ってない日がよく目についたのだ。
電車に乗って東十条下車 . . . 本文を読む
7か月ぶりの取材は自分が一人暮らしを始めた地、浦安だった。約3年ぶりの浦安。鉄鋼団地での取材は3年前と同じように通りすぎるだけだった。湯島に戻り、仕事の依頼元と打ち合わせをして終了。アメ横で酒でも飲むか。行き先は「大統領」一択。途中、「ほていちゃん」を覗いて、スタイルのいいお姉さんを探す。ばらけんさんが言っていたお姉さんはあの人かな。
「大統領」に到着すると外席はいっぱいだったが店内はまだ席に余 . . . 本文を読む
マークが部屋から出て行ったのを見て、自分も外出の支度をした。インド第二の都市、ボンベイを散策してみようと思ったのだ。外に出ると、歩道の一角にチャイ屋を見つけた。すぐに駆け寄り、店のオヤジにチャイを一杯注文すると、あっさり彼は「No chai」と言った。え?チャイがない。それなら彼が今調理している飲み物はなんなんだ。
大鍋の中を覗いてみる。チャイと同様、何かを煮出しているようだ。だか、 . . . 本文を読む