気がつけば、店内は満席になった。西洋人もちらほらと目につくが、断然日本人が多い。そして彼らの多くが「フライドポテト」をつまみにビールを飲んでいる。中国からの脱出の前に、中華からの脱出。生ビールと「フライドポテト」は日本人のベストパートナーなのだと改めて思う。 . . . 本文を読む
夜食は「巴国布衣」という四川料理の店。変面ショーも見られるという有名な店らしい。変面とは中国の古典劇で行われる仮面を一瞬にして変える技術。とりわけ四川省に伝わる川劇が有名とのこと。 . . . 本文を読む
しかし、「南翔饅頭店」は長蛇の列。これは相当並ぶのを覚悟しなければならない。だが、自分には予約が入っていた。取引先の好意で。その長蛇の列を横目にスルー。まるでディズニーランドのファストパス。待つことなく2階に着席した。ちなみに昼時の列は一時間待ちを覚悟しなければいけないという。 . . . 本文を読む
「ワイキキブリューイング カンパニー」に隣接するチーズバーガー専門店「チーズバーガー ワイキキ」。「ワイキキブリュワリー」でチーズバーガーもオーダーできるから、両店は共生しているのはよく分かる。けれど、「チーズバーガーワイキキ」から、クラフトビールはオーダーができないはず。米国各週の法律は厳重で厳正だ。 . . . 本文を読む
3度目のホノルルに着き、過去記事を検索すると、何故か1年4ヶ月前に訪問した、「ワイキキブリュワリー」の記事がないことに気がついた。今回は、その時の回顧記事である。 . . . 本文を読む
20年の時を越えて、ボクは店に入ってみることにした。店頭で、店の中を覗いたら、ロ卑酒、つまりビールを飲んでいる人が見えたからである。日本以外の国では、酒が飲める店は少ない。町中華で酒が飲めるのは、日本くらいなものだろう。だから、ボクは、そのロ卑酒に素早く反応した。 . . . 本文を読む
冷えたビールである。インドにおいて、冷えたビールが出てくるのは珍しい。大抵の場合、ビールは常温である。20年前のバックパッカー時代、常温のビールを何度飲んだことか。常温といっても、日本の常温とは違う。カンカン照りの外に出ているビールならば、日本で言うところのぬる燗に相当するくらいの常温ビールが出てくることもしばしばだった。 . . . 本文を読む
やがて、ビールが運ばれてきた。ご機嫌だぜ。 青い空に白い雲。ブール―ジーンズに白いTシャツ。ブロンドの髪がコナウインドに揺れる。そして、ボクは琥珀色のビールを少しだけあおる。ビールはまだ若い。ほろ苦い味が舌の先を少しだけ刺激する。 「うまし!」。 ビールってこんなにうまいんだ。 . . . 本文を読む